「夏休みこども年金教室」
「ねえ、お年寄りになってから死ぬまでお金がもらえる仕組みがあるんだけど、そういうお話聞きたい?」と子どもに言うと、「絶対行く!」というわけで東京都社会保険労務士会主催の「夏休みこども年金教室」に参加しました。みんなで机を運ぶと軽くなるね
まず、机をひとりで運ぶと重いけど、みんなで運んでみたらどう?軽いよね。「保険」は、これと同じ助け合いだということ。歳をとってからもらう「年金」も保険なんだよ、というわかりやすい説明や、劇、クイズで年金の事を学びます。
<大人のみなさん、わかりますか?>
年金の劇は子どもたちも参加します
1 年金をもらえるきっかけは、いくつあるでしょう?
2 年金をもらえるのは、早いと何歳?
3 年金のはらうお金の合計は?
4 年金でもらうお金の合計は?
<正解は>
1 年金をもらうきっかけは、3つあります。「としをとったとき」「けがや病気で不自由になったとき」「働き手を失った時」と教えてもらえます。
2 年金をもらうのは、早いと0歳でもらえます。これは、年金というと老齢年金というイメージしかありませんが、赤ちゃんも遺族年金がもらえるからです。
3 そして、電卓で払うお金を計算すると、およそ811万円(国民年金です)。
4 もらうお金の合計は、1482万円!
これを見て、子どもは「すごい~~、600万円もうかる~~」と喜んでいました。この他にも、年金は日本全体の支えあいであることや、みんなから集めた保険料に、税金が足されて、お年寄りに配られることを学びます。
いかがでしたか?学校では、お金のことをなかなか学ぶ機会はありませんが、今回参加した3つは、大人にとっても勉教になりいずれもおすすめです!3つの講座に参加してから、お金の会話が増えました。毎年恒例の講座もありますので、いくつチェックしておくといいですね。