ホテルに格安で泊まる方法とは?
ホテルの格安宿泊ワザとは
「ホテル予約サイト」、どこがオススメ?
格安にホテルを予約できる「ホテル予約サイト」が人気です。運営会社はOTA(Online Travel Agent)とも言われますが、予約サイトで格安利用したことがある人であれば、直接予約して正規料金で利用することはまずないでしょう。OTAはホテルから卸してもらった客室を売る「旅行会社」です。ホテル自体では宣伝力も営業力も限られるので、そうした手間や経費も勘案し予約サイトへ安く卸され、我々が目にする格安の割引料金となってあらわれます。大手にとどまらず様々なニーズに対応した予約サイトも登場しています。各社正規料金から大幅にディスカウントされた格安プランを提供、サイトの利用でポイントが加算されることも魅力のひとつでしょう。
主な国内ホテル予約サイトの特徴
・楽天トラベル:提携ホテル数の多さが特徴で、旅行業者の中でも国内旅行取扱額はトップクラス。ホテル利用者からの口コミ評価の多さも人気。・じゃらん:楽天トラベルと並ぶ人気のサイト。1泊2食付きの温泉旅館などにも強い。ホテル検索の条件(こだわり)設定の詳細さも人気。
・一休.com:高級ホテル、高級旅館に特化した予約サイト。高級ホテルがお得に利用できる一休限定のプランやオークションなども人気。
「最安値宣言」「ベストレート保証」ホテル公式サイトにも変化が!
ホテルはOTAへ約10%の成約手数料を支払っています。ということは、例えば自社サイトにて予約サイトよりも5%安い宿泊プランで、直接利用者の誘引ができれば費用負担が少なく、利用者も5%安い料金で利用できるようになります。最近、ホテルの公式サイトで「最安値宣言」「ベストレート保証」などと銘打ち、公式サイトからの予約が一番お得であることをアピールしている例もあります。ガイドはホテル予約の際に、ます楽天トラベルで料金確認、じゃらんや一休で比較、最後に公式サイトをチェックというスタイルで決定しています。
ホテルの客室も売れ残りを狙え!
閉店間際にスーパーへ行くと、生鮮食品やお総菜が安くなっている光景は誰もが目にしたことがあるでしょう。実はホテルの客室も、その日に売り切らなければならない「生もの」です。ホテルの予約担当者にとっては客室単価も大切ですが、やはり稼働率は命。空室があれば料金を下げてでも売り切りたいのが本音です。チェックインするギリギリに予約するとお得な「当日限定」プランが出されていることがあります。空室に余裕のある時はチェックイン直前の予約がお得です。また、前日には満室でも当日の午後になると空室が出るというケースも多くあります。
ホテル間の競争は激しさを増し、宿泊料金も日々リアルタイムで変動しています。予約サイトをはじめ、ホテル公式サイトなどそれぞれの特徴を捉え、旅のシーンにあった予約術を会得することが、お得にホテルを利用する成功の鍵といえるでしょう。
★瀧澤さんの記事は次回に続きます!
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瀧澤 信秋(たきざわ のぶあき)さん
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