もちろん落札システム手数料はかからない
10周年記念でリニューアルされたモバオク。キャンペーンなど盛りだくさん。
今回10周年ということでモバオクはリニューアルをして、ユーザーにとってもメリットが増えたのは間違いありません。もともと、コスト面ではお財布に優しいというか、無駄なお金がかからないのはモバオクの特徴のひとつ。出品・落札ともに月額324円はかかりますが、落札されたときにシステム料などは一切かかりません。これが、ヤフオク! や楽天オークション、メルカリなどとは大きく異なる点であり、優位な点でもあるわけです。
たとえば、システム手数料として落札価格の5.4%を支払うヤフオク! の場合、落札金額が10,000円だったら540円とられます。ネットフリマのメルカリの場合には10%なので1,000円。落札金額が大きくなったり、出品数が多くなっていくと、システム手数料もバカにならないのが現実。そう考えると、落札された後にシステム手数料をとられないモバオクは、出品する側としてもメリットがあるといえそうです。
複数の写真を1回でアップできるようになった
出品側をする際の手間もずいぶんと軽減されたと思います。私が「これは便利!」と思ったのが、写真のアップ。カメラロールから複数の画像を選択して、それを1回の作業でアップできるようになったのです。ネットオークションに出品するときには、必ずといっていいほど写真をアップするのですが、他のオークションサイトは1枚ずつの作業になります。なので、写真の枚数が多くなると手間がかかってしまうわけです。この手間に目をつけたモバオクは、今回のリニューアルで1回の作業で終わるようにしました。これは、出品する側にとってありがたいサービスです。
一括再出品が可能になった
出品した後で落札されずに終了すると、再出品をすることになります。実は、この作業がけっこう面倒。特に出品数が多くなってくると、1回ごとに再出品をするのは時間も手間もかかります。でも、リニューアルしたモバオクでは、再出品が一括でできるようになりました。個人的には、一括で再出品ができるとなると、このシステムを利用するユーザーが増えると考えています。というのも、商品ごとに再出品の手間をかけるのが面倒だから、落札者なしで終了したままの商品があるユーザーがけっこういると思うからです。落札されないで終了すると、気分も晴れない上に再出品の作業を何回もすることになります。それを考えると、ついつい面倒になり、そのままにしてしまうわけです。こういった心理をうまく払拭できるのが一括再出品だと思います。