装着スタイルは「オーバーヘッド」「ネックバンド」
「耳かけ」「インナーイヤー」の4タイプ
続いて、装着スタイルで選んでいこう。前項で少し触れたように、デザインはいわゆるヘッドホンスタイルの「オーバーヘッドタイプ」のほか、首の後ろあたりにアームが付いた「ネックバンドタイプ」、片耳にかけて装着する「耳かけタイプ」、イヤホンタイプの「インナーイヤータイプ」の4種類がある。■有線タイプは「装着感」で選ぼう
有線タイプは基本的に自宅で使うものなので、自分に合う装着感のモデルを選ぶといいだろう。最もシンプルなのは「オーバーヘッドタイプ」だが、その中でも「両耳タイプ」と「片耳タイプ」がある。音楽も聴きたいのであれば、両耳タイプがお薦め。だがチャットをしながらほかのこともしたいとか、電話やチャイムの音を聞き逃したくないという人は片耳タイプを選ぶといいだろう。
■Bluetooth接続タイプは「装着感」と「持ち運びやすさ」で
Bluetooth接続タイプは、PCだけでなく携帯電話、PS3などさまざまな機器で利用できるのが魅力。そのため、いつでも手軽に使える装着感のよさや持ち運びやすさで選ぶことをお薦めしたい。
Bluetooth接続タイプにも先ほど紹介した4種類がすべてそろっているが、主流となっているのは「耳かけタイプ」と「ネックバンドタイプ」だ。耳かけタイプは片耳タイプで反対側の耳が自由になるため、自動車やバイク、自転車などで移動中にもハンズフリー機器として使える。
「音楽も聴きたい」となると、お薦めは「ネックバンドタイプ」を中心とした両耳タイプだ。音質は有線の高音質ヘッドホンにはかなわないが、通勤・通学時などに接続コードにわずらわされないのがうれしい。オーバーヘッドタイプもお薦めだ。
インナーイヤータイプもあるが、これはどうしてもBluetoothレシーバー部分とイヤホン部分が有線接続になってしまうため、あまり「ワイヤレス」のメリットが感じられない。「ケータイ・自動車なら耳かけタイプ」「音楽ならネックバンドやオーバーヘッド」と覚えておくといいだろう。
ガイドお薦めのヘッドセットはこれだ!
・Plantronics Discovery 975「耳かけタイプ」に近いデザインだが、シリコンパッドを用いて耳の中に装着できるため、装着感が抜群のモデル。風切り音キャンセラーやノイズキャンセラー機能を備えており、バイクや自転車の運転中などにも使いやすい。充電池付きの収納ケースも同こんしているので、バッテリー切れの不安もない。
【関連サイト】
Plantronics Discovery 975