ユニークで幅広い機種を取り揃えた新端末
続いて、ソフトバンクモバイルの新端末ラインアップを紹介していきましょう。ソフトバンクモバイルブランドではスマートフォン4機種とそれ以外の端末が2機種、そして発表会では発表されなかったものの、フィーチャーフォン2機種が新たに発売される予定です。
それでは、各機種の特徴について簡単に説明していきましょう。
ソニーモバイルコミュニケーションズの最新フラッグシップモデルで、ソフトバンクモバイルとしては「Xperia Z3」に続いての投入となります。機能面は他キャリアと同等で、オムニバランスデザインや2070万画素の高いカメラ性能を備えるなど、Xperia Zシリーズの完成形といえるモデルとなっています。
ソフトバンクモバイルならではの特徴を挙げるとすれば、前機種で評判となった“ロゴ”にあるといえるでしょう。キャリアのロゴが入らずソニーオリジナルのロゴ配置となっていることから、ソニーファンにとっては嬉しいポイントとなるかもしれません。6月中旬の発売を予定しています。
Xperia Z3に続いて、Xperia Z4も投入される
背面にキャリアのロゴが入らないのもソフトバンクモバイル版の特徴の1つ
ソフトバンクモバイル初となる、サムスン電子の「GALAXY」ブランドのスマートフォン。曲面ディスプレイを採用し、側面が湾曲した「デュアルエッジスクリーン」を採用するフラッグシップモデルで、基本性能は他キャリアの同モデルと同じですが、auと同様32GB版と64GB版の2機種が用意されています。
またカラーに関しては、他キャリアが3色ずつの展開となっていましたが、ソフトバンクモバイルは4色展開となっていることから、色の選択肢が多いというのも特色の1つといえるでしょう。5月29日より発売されています。
GALAXY S6 edgeは、ソフトバンクモバイルが初めて扱うサムスン製Androidスマートフォンとなる
こちらもグローバルモデルを意識してか、背面にキャリアロゴを配置していない
シャープ製のハイエンドモデル。最大の特徴は、スマートフォンとしては非常に大きい5.7インチのディスプレイを搭載していること。それでいて、EDGESTデザインの採用によりディスプレイの占有率を高めることで、大きさを感じさせないデザインとなっています。側面にアルミフレームが備えられ、高級感が高められているのもポイントです。
性能面では他キャリアの夏モデルと同様、S-PureLEDによる色の再現性の高い鮮やかな映像を実現するほか、リコーの「GR certified」を取得し、ハイスピード撮影に対応した1310万画素のカメラなど、共通した部分が多いようです。唯一異なるのは、大画面化の影響か、液晶がIGZOではなく、S-CG Silicon液晶になることでしょうか。6月下旬の発売予定です。
AQUOS Xxは、夏モデルでは最大となる5.7インチのディスプレイを搭載している
背面はシンプルだが側面にアルミ素材が用いられており、高級感を打ち出している
昨年発売され、フレームレスデザインで話題となった「AQUOS CRYSTAL」の後継モデル。5.2インチのフレームレスデザインという最大の特徴はそのままに、新たに防水やおサイフケータイ、ワンセグなどのいわゆる“日本仕様”に対応させています。
性能的に見ると、CPUにミドルクラスのSnapdragon 400を採用し、ディスプレイ解像度もHD(1280×720)となるなど、前機種同様ミドルクラスの内容となっており、比較的安価に購入できるものと考えられます。エントリーユーザーに適したモデルといえるでしょう。7月中旬の発売予定です。
AQUOS CRYSTAL 2は前機種の特徴はそのままに、日本仕様に対応させている
背面。デザイン的にも共通した要素が多いが、防水に対応しているのは大きな違いとなる
次は、スマートフォン以外の新機種とワイモバイルの新製品について説明します。