株価上昇時にやりたい「順張り」「押し目買い」投資法

日経平均株価が15年ぶりに12連騰を記録する等、株式市場は底堅い展開が続いています。株式投資で儲けるためには、「安い時に買って高くなったら株を売る」が基本です。そのため、株価が上昇する様子を見ていると、株を買うタイミングがないと思う人もいるかもしれません。

順張り・押し目買いとは

まずは、ソニー（6758）の株価チャートを見てみましょう。株価は過去半年間を見ると、上昇基調にあることがわかりますね。

株を取引する方法には、「順張り」と「逆張り」の2つがあります。株価が高くなると予測する場合に、株価の方向に沿って株を買う取引のことを順張りと言います。反対に、株価が安くなると予測できるけれども一時的に上昇しそうと予測できる場合に、株価の方向に沿って株を買う取引のことを逆張りと言います。

例えば、株価が長期的に上昇している場合に、株価が上昇している時に株を買い、上昇したら売ります。代表的な取引方法としては、押し目買いがあります。

押し目買いとは、基本的に株価が高くなっていくと予測した場合に、一時的に安くなった時に株を買う方法です。押し目買いのポイントに丸印を付けました

銘柄の選び方

順張りで取引する場合、株価が上昇トレンドかを事前に確認することが必要不可欠です。短期で投資している人は短期間の株価チャートで確認をします。そして、中長期で投資している人は中長期の期間の株価チャートの動きを把握しましょう。

なぜなら、長期間では株価が下落傾向にある株が、短期間では上昇傾向にあったとします。中長期での投資を考えているにも関わらず、順張りで株を買って売り時を逃した場合、損失を被る恐れもあるからです。ですから、自分が考える投資期間をまず明らかにし、その期間に合った銘柄を買うことが大切になるでしょう。

次回は、逆張り投資法についてみていきます。


※投資の判断につきましては、ご自身の責任でお願いします。

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