工事の期間を明確にしてもらう

工事中

部屋や設備が使えないというのは意外とストレスがたまるものです。見積り書と同じくらい工程計画(工程表)は重要なものなのです。

見積り書で「施工範囲」や「数量」を明確にしてもらうということは理解していただけたと思いますが、リフォームをガッカリさせないためには、工事期間を明確にしてもらうことも同じくらい重要なのです。

1日から数日で終わるリフォーム、小規模の修理にまで工程表を作らせる必要があるかは工事内容によりますが、工事期間・工程計画確認の重要性について、例えば浴室のリフォーム事例で考えてみましょう。

業者との打ち合わせで「工事は約2週間で終わりますし、お風呂が使えないのはうち2日位ですよ」というようなおおよその工事期間や計画というような説明を鵜呑みにしてしまい、工事決定後も具体的な工期を確認しておかなかったとします。万が一、施主や業者の都合で着工がズレたり、工事が遅れたりした場合に、お風呂に入れない期間が延びるというような日常生活に支障が出ることが考えられます。

このようにリフォームでは住まいながら工事をすることが多いのですから、その工事内容・計画においては、材料手配や工事の進捗状況で生活に影響があるのはいつになるのか、また外壁・屋根の改修では天候で遅れる可能性と遅れた場合の対応はどのようになるのかなどを、事前に工程表などで示してもらい、対応を協議しておくことが重要なのです。

また見積り時には未定であっても、工事契約直前になっても工程表が示せない場合は、工事原価意識が低い業者がであるということもわかるため、業者選びのチェックポイントにもなりますので、工程表を出してもらうようにしましょう。リフォームの流れ、全体像がつかみやすくなるので、施主・家族にとっても一気に不安が解消されるはずです。

支払い計画についても事前に相談に乗ってもらう。

資金計画

値引きがあるからといって、全額前払いしてしまうのは考え物です。支払い時期や資金計画についても相談に乗ってくれる業者を選びたいものです。

軽微な修理、修繕であれば、工事完了後の支払いになることが多いのですが、数百万円以上となると施主がちゃんと工事してもらえるか不安になるのと同様、工事業者としても施主からキチンと支払ってもらえるかどうかは懸念材料となります。

悪質なリフォーム業者にありがちな対応として、「今日中に契約して、前金で払ってくれれば○○円引き!」という営業トークを使ってきます。ここで万が一、甘い言葉につられてお金を支払ってしまうと、そのまま業者がと連絡が取れなくなったり、施工に不具合があっても対応してくれなかったりというトラブルにつながりかねません。

比較的高額なリフォームであれば、工事契約時に数%~30%ほどの着手金を、工事中間時に20~30%、工事完了後に残金を支払うような流れになることが多いと思いますので、ローンを活用する場合はなおのこと、返済計画や支払い時期について事前に説明をお願いし、とにかく支払いをせかす業者や、甘い言葉で全額前金を促してくる業者は回避したほうが無難と思われます。

また、事前に支払い時期を打ち合わせしていなかったばかりに、業者から「○日以内に振り込んでください」などと急に請求されてしまい、慌ててローンを申し込んだり、定期預金を解約したりするケースを耳にします。これらも事前に支払い時期を打ち合わせていないがために発生するトラブルと言えますので、支払時期や資金計画についてもしっかりと説明してくれる業者を選ぶようにしましょう。

ポイントを絞れば全体の流れが見えてくる

今回はガッカリしないための見積りの要点についてご説明しました。「施工範囲」「工程計画」「支払い時期・方法」の3つを明確にしておくことで、リフォーム工事の打ち合わせが非常に楽になります。リフォームがどんな仕上がりになるかも楽しみではありますが、それらの打ち合わせとあわせて、トラブル防止のため、そしてリフォームの満足度を向上させるためにも、以上の3つのポイントをしっかりとチェックしておきましょう。



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