第2位 ハニーズ(東証1部<2792>)
今回の1位は利回り18%超!利回りもさることながら業績拡大も期待出来る銘柄です!
【2015年3月20日株価】 1053円
【株主優待獲得最低投資額】 100株=10万5300円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 30円
【株主優待権利確定月】 5月末日
【優待内容】詳細はYahoo!ファイナンスの株主優待情報をご覧ください
今回の第2位はハニーズ<2792>です。レディスカジュアル、服飾雑貨の製造・小売りを行っているハニーズです。取り扱うブランドはGLACIER、CINEMA CLUB、C・O・L・Z・A、Comfort basic。日本以外では中国での店舗展開に注力しています。
今回は100株を購入し、3000円相当の自社商品引換券を獲得したケースを想定しています(つまり、株主優待は3000円として評価し、利回り計算しています)。特に同社製品を利用している人にとっては注目の銘柄と思います。
同社は中国でも店舗を多数展開しているのですが、中国経済のスローダウンによって競合が激化し収益が悪化。日本国内も円安に伴う生産コスト増加で苦戦しています。株価は概ね横ばいの200日移動平均線前後での推移となっていますので、できれば200日移動平均線よりも下に調整したところを狙うようにできれば良いと思います。
第1位 ネクス(東証ジャスダック<6634>)
予想配当+予想優待額面利回り:18.6%【2015年3月20日株価】 1076円
【配当獲得最低投資額】 100株=10万7600円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 0円
【株主優待権利確定月】 5月末日、11月末日
【優待内容】 詳細はYahoo!ファイナンスの株主優待情報をご覧ください
今回の第1位はネクス<6634>です! 同社は主にルーターやデータカードなどのデバイスを開発、販売している会社です。フィスコが筆頭株主となっており、子会社にはネット旅行会社「e-旅net」があります。
同社の株主優待はグループ会社の(株)ウェブトラベルに旅行の手配を申し込んだ場合、国内旅行費用から5000円の割引、海外旅行費用から1万円の割引があるというものです(ただし共に税抜き10万円以上利用の場合であり、ホテルのみ、航空券のみ、コンサルティングのみなど、単体でのご予約の場合は適用外)。
今回は100株を購入して株主優待を獲得し、年2回、海外旅行をして合計で2万円の割引を受けたケースを想定しています(つまり株主優待は2万円として評価し、利回り計算を行っています)。ちなみに、この株主優待は対象期間中、何度でも利用可能ということですので、年に3回以上、割引を受ければさらに利回りは上がります。また、この他に同社の株主優待には花巻市内の提携温泉旅館でご利用可能な宿泊割引券(10%off)年間4枚もあります。
(株)ウェブトラベルへの申し込みはインターネット上から可能であり、居住場所に関係なく利用しやすいメリットがあります。また、(株)ウェブトラベルは現地に詳しいスタッフの提案によるオーダーメイド型の旅行に特徴があります。旅行好きの皆様には魅力的な株主優待ではないでしょうか。
業績面を確認すると、数年前までは赤字が続いていましたが、現在は黒字となり、事業譲受などもあり拡大基調が続いています。同社はM2M市場に対し、グループ全体でワンストップサービスを提供していますが、M2M(※)市場は急速な拡大が見込まれており、今後も業績拡大が期待されるところです。(※M2Mとは、ネットワークにつながれた機器同士が相互に情報を交換し、さまざまな制御を自動的に行うシステムで、人手を介することなく相互に情報交換できることが大きなメリットです。そのため、パソコンやサーバーだけではなく、車両運転管理システムとの融合による運転状況の管理、自動販売機の在庫管理や故障等のモニタリング、エレベーターやATM の遠隔監視や故障等のモニタリング、電気・ガスのメーターの遠隔検針やセキュリティ対策など、多種多様な分野で導入されています~同社の決算短信より~)
株価は上下動が激しく、時折急騰したり、急落します。長期的に見ると、200日移動平均線よりも下に株価が調整したところで買い、長期間株主優待のメリットを享受するような形で保有すれば良いように思います。
参考:日本株通信
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