ヤフオク!で商品検索をした後、「落札相場を調べる」をクリック。そうすると、過去90日の落札相場を見ることができる
落札価格を調べる
過去にいくらで落札されていたのか?を知りたいときには、「落札相場」は非常に便利です。特に、オークションを始めたばかりの人が迷うスタート価格の設定のときには、落札相場を参考にするといいと思います。これを見て納得できる価格なら出品すればいいし、「安すぎる」と思ったら出品しなればいいだけ。もちろん、商品の状態によって価格は変動します。新品と中古では価格が全然違うので、その点もしっかり確認しておく必要はあります。オークションに慣れている人でも、時にスタート価格の設定で悩むこともあります。私も、先日、息子のカードゲームを出品するときに、いったいいくらでスタートさせようかと思いました。息子に聞いても相場はわかりません。そこで落札相場を調べると、だいたい600円前後で取引されていることがわかったのです。ということは、2割ほど安い480円くらいでスタートさせれば、入札もあるだろうと判断。幸いなことに、どんどん入札があって結局800円を超えて落札されました。予想を超える価格で終了した要因のひとつは、相場よりも少し低めでスタートしたこと。入札しやすい価格だったので、目につきやすかったのだと考えています。
価格の動きを調べる
過去90日の落札価格がわかるということは、その間の価格の変動がわかるということです。価格が上がってきているのか、それとも下がってきているのかですが、あくまで私の話をすると、出品するときにはあまり価格の変動は見ていません。不要品を出品することが多いので、できるだけ早く手放したいと思っているからです。なので、価格の変動を見るのは、どちらかというと落札するときです。たとえば、最近狙っているのが「スターバックス×ANAのステンレスボトル」。これはANAの国内線の機内販売限定のボトルで、オークションでもこの時期の人気商品になっています。通常のショップでは手に入らないデザインで、しかもかわいい。なので、私も落札しようと目論んでいるわけです。
このボトル、3月1日から機内で販売されて、数日後にはかなりの数が出品されていました。最初の内は1万円を超える価格で落札さることもあったのですが、しだいに落札価格が落ちて3月も半ばを過ぎると5,000~6,000円に落ち着いてきました。入札件数も減ってきているので、3月下旬にかけてもう少し値が落ちる可能性もあります。
ただし、3月だけの販売ですが、これが予定よりも早く販売終了になるとまた落札価格が上がってくる可能性もあります。つまり、価格の変動を見ることで、買うタイミングを考えることができるというわけです。
過去に落札されたことがあるかを調べる
自分のレパートリーにないモノを出品するときには、過去に落札されたことがあるのかを調べることもあります。たとえば、以前、プリンターのインクのカートリッジ(中身なしの空っぽ)を出品したことがあるのですが、出す前に、そもそもカートリッジって出品されてるのか?と思ったわけです。それで開催中のオークションを見ると出品されている。じゃ、落札は?と思って調べると、ちゃんと落札されていたのです。入札件数を見ても、1件ではなかったので、けっこう探している人がいるんだなと思いました。それで安心したというか、自信を持てたというか。出品してみたら、ちゃんと落札され、ああホントに売れるんだと実感したわけです。落札相場を見ることで、ユーザーはいくつもの情報をゲットすることができます。やたら高い価格で買うこともなくなるでしょうし、逆に、やたら安い価格で落札されることも減ると思います。なので、出品者、落札者両方の立場でうまく使ってほしい情報だと思います。