気になるのはハンドル位置とシートのサイズ感
近年はアジア向けモデルなど、バリエーションを増やしてきている海外の各メーカーですが、アメリカやヨーロッパでのバイク人気もあって、やはり定番モデルは大柄なものが少なくありません。とりわけポイントとなるのが以下の項目です。■ハンドル位置が遠い
バイクの規格が大きいと、ひとつにハンドル位置が遠いということがあります。これは実際に跨がってみれば分かりますが、ただ両手を置いただけではダメ。実際に走るとなると、“曲がる”という動作が必要になります。上記の写真のように、ハンドルは片方を手前に寄せると、もう片方が離れていくもの。跨がった際には、こうしてハンドルを切ってその腕の伸び具合をチェックしてください。
■シート幅が広い
特に海外メーカー系モデルに顕著なのが、シート幅の広さ。とりわけ跨がる股間部分が、国産メーカーのそれよりも幅広いんです。これによって足が外に開くガニ股のような乗車姿勢になり、足着き性が悪くなってしまうのです。
足着きの善し悪しを図るチェック項目
いずれも体格の大きい各国の人向けとも言える仕様で、こうしたモデルに乗る際に乗る我々としては知っておきたいところ。特に足着きの善し悪しはしっかりチェックしておきたいですね。以下が、足着きのポイントです。
両足がつま先ツンツンというのは、目安として不適格。片足でいいので、着座位置をずらさずに足の半分が地面に着いているかどうか。着座位置(腰の位置)をずらさないのはバイクをしっかり安定させるためで、特に坂道などの不安定な場所でもしっかり安定させられないと、立ちゴケしてしまう恐れがあります。初めてのバイクに跨がる際は、この点をチェックしてみてください。1, しっかりとハンドルを握って、スタンドをはらう
2, バイクにまたがる
★着座位置をずらさずに片足でも引き起こせるか
★片足の半分が地面に着いているか(バイクを支えられているか)
では、そんな大柄なバイクを自分向けに改善する方法は? それを次ページにてご紹介します。
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