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ストリート750の販売価格は85万円から!

現在話題を呼んでいるハーレーダビッドソンの次世代型モデル「ストリート750」の販売価格が85万円~(税込)と決まりました。改めて、この排気量クラスの各種モデルと比較し、その魅力に迫ります。

田中 宏亮

執筆者:田中 宏亮

バイクガイド

ついに発表されたストリート750の価格

[ビビッドブラック]850,000円 [ブラックデニム]872,000円 [ファイヤーレッド]872,000円

[ビビッドブラック]850,000円 [ブラックデニム]872,000円 [ファイヤーレッド]872,000円

話題を呼んでいるハーレーダビッドソンの次世代型モデル「ストリート750」の価格発表が解禁となりました。
【ビビッドブラック】
850,000円(税込)

【ブラックデニム】
872,000円(税込)

【ファイヤーレッド】
872,000円(税込)
ハーレーの現ラインナップ中では最安値となったストリート750。円高・ドル安という背景を考えると、価格設定はかなり難しい判断が必要だったはず、と推測します。というのも、先行販売されているインド(販売価格 4,320,000インドルピー/日本円で約83万円)やアメリカ(販売価格 7,499米ドル/日本円で約89万円)の販売価格と比較すると、輸入車として関税などがかかることを考慮しても、かなりお値打ち価格と言えるからです。

この750cc前後の排気量モデルは、現在激戦区。ここ数年で、各メーカーからさまざまなモデルが排出されています。なかでも代表的なものを以下に並べてみました。
国産メーカー
【ホンダ】
CTX700 (販売価格:860,760円~/税込)
CTX700N (販売価格:860,760円~/税込)

【ヤマハ】
ボルト (販売価格:899,640円~/税込)
MT-09 (販売価格:849,960円~/税込)
MT-07 (販売価格:699,840円~/税込)
MT-09 TRACER (販売価格:1,047,600円/税込)

【カワサキ】
W800 (販売価格:874,800円~/税込)

【スズキ】
V-Strom650 ABS (販売価格:907,200円~/税込)
GSR750 ABS (販売価格:969,840円~/税込)
海外メーカー
【ハーレーダビッドソン】
スポーツスターシリーズ (販売価格:1,030,000円~/税込)

【BMW Motorrad】
R nineT (販売価格:1,900,000円/税込)
F 700 GS (販売価格:1,240,000円/税込)
G 650 GS (販売価格:924,685円/税込)

【ドゥカティ】
スクランブラー (販売価格:未定/近日発表予定)
モンスターシリーズ (販売価格:1,090,286円~/税込)

【トライアンフ】
ボンネビルシリーズ (販売価格:1,047,900円~/税込)
ストリートトリプル85 (販売価格:890,190円/税込)
タイガー800シリーズ (販売価格:1,299,000円~/税込)

【KTM】
KTM 690 DUKE (販売価格:925,000円/税込)
KTM 690 DUKE R (販売価格:1,190,000円/税込)
各メーカーのネイキッド(クラシック系含む)やデュアルパーパス(アドベンチャーとも)系モデルから代表的なものをピックアップしてみました。BMW R nineTの190万円というのが飛び抜けて高価ですが、その他は大体100万円以下、超えてもほんの少しといったところ。それぞれキャラクターや特徴も異なるので、一概に比較はできませんが、そう外れていない的のなかに収まるものばかり。

昨年、日本のバイク界を席巻したヤマハの3モデル、MT-09、MT-07、ボルト

昨年、日本のバイク界を席巻したヤマハの3モデル、MT-09、MT-07、ボルト

とりわけ2014年より人気を博しているのがヤマハ。ストリートモデル「ボルト」から「MT-09」、「MT-07」と、いずれのモデルも高い人気です。MT-09なんて、東京都内を走っていたら一体何台見かけることやら。私はいずれも試乗経験がないのですが、ことMTシリーズについては誰に聞いてもすこぶる評価が高い。お求めやすい価格はもちろん、とにかく軽いことが評判を呼んでいるよう。さすがは国産メーカー、“日本人の趣向に合ったモデル”にまとめられているものと思われます。

台風の目になるであろうドゥカティ スクランブラー

台風の目になるであろうドゥカティ スクランブラー

私が本カテゴリーにおける今季最大の刺客と見ているのが、ドゥカティ スクランブラー。オールアバウトの記事でも紹介しましたが、803ccという排気量モデルながら、乾燥重量が約170kgと恐ろしく軽い。この排気量クラス、海外の方にはストリートシーンがメインのモデルのようですが、日本人にとってはむしろツーリングやワインディング仕様のイメージが強いかと思います。東京・大阪・名古屋・福岡のような大きな都心部を走り回るのであれば、250~400ccクラスの方が適しているからです。

ただ、その中排気量クラスだと、スタートダッシュや「ここぞ」で出したいときのパワーが大排気量クラスに比べて格段に劣ります。未だ乗ったことはないのですが、中排気量の倍の排気量を有するドゥカティ スクランブラーは、その「ここぞ」で欲しいパワーをしっかり出してくれるに違いありません。これは、ハーレーダビッドソン ストリート750も同様です。

それでは次ページより、そのストリート750のパフォーマンスと価格を比較し、見出されるべき魅力を探っていってみましょう。

>> [次ページ] ストリート750である理由を探る

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