一粒で二度美味しいニュータイプモデル・FLDスイッチバック

ハーレーダビッドソン FLD スイッチバック

ハーレーダビッドソン FLD スイッチバック


“スポーツ性能を備えたビッグツイン”とカテゴライズされるハーレー・ダイナファミリーにおいて、このFLDスイッチバックは異色の存在と言えます。まずは足まわりですが、本来ダイナファミリーのモデルはフロントが19ないし21インチであることが流派とされてきたのですが、前後16~17インチと径の小さいホイールを備えるFLスタイルが踏襲されていることから、フロント18/リア17インチというホイールサイズになっています。

ハーレーダビッドソン FLD スイッチバック レフトビュー

ハーレーダビッドソン FLD スイッチバック レフトビュー


加えて、ウインドスクリーンにサドルケース、フットボードなどを標準装備とするツアラー然としたスタイルも、ビッグスポーツを名乗るダイナのコンセプトとは真逆に位置するもの。しかしながらこのモデル、スイッチバックの名にあるとおり、異なる姿へ変わることができるのです。

ウインドスクリーンとサドルケースを取り外したネイキッドスタイルのFLDスイッチバック

ウインドスクリーンとサドルケースを取り外したネイキッドスタイルのFLDスイッチバック


装備されているウインドスクリーンとサドルケース、実は工具なしで簡単に脱着出来るんです。取り外してみると、このようなネイキッドスタイルへと変貌しました。ベーシックなままだと330kgと、装備がある分かなりの重量になっているスイッチバックですが、取り外してしまえば先ほどとは打って変わって軽く感じます。つまり、「ツーリングを楽しむときは完全装備で」、そして「街へ走っていくときやワインディングを走るときはネイキッドスタイルで」というふた通りの楽しみ方を秘めたモデルなのです。

ハーレーダビッドソン FLD スイッチバック フロントビュー / リアビュー

ハーレーダビッドソン FLD スイッチバック フロントビュー / リアビュー


インパクトある足まわりが特徴的なFLスタイルは、一見するとスポーツライドに不向きなように見えるでしょうが、ことハーレーに関しては真逆の結果となります。特に前後16インチサイズのFLモデルは、実際に乗ってみると先入観を覆してくれるほど軽やかなライディングを味わわせてくれるのです。このスイッチバックは、これまで慣例として取り入れられなかったダイナファミリーへのFLスタイル導入の第1号で、FLHR ロードキングのような風貌ながら、専用設計の前後サスペンションを搭載してスポーツバイクとしての性能をも高めています。

そんな革新的モデル、スイッチバックの試乗インプレッションをお届けします。

>> 驚くほどしなやかで乗りやすいスイッチバック!