川崎が日本人内野手の意地を見せるか
そんな状況の中、川崎宗則内野手(33)が1月16日(日本時間17日)、ブルージェイズとマイナー契約ながら再契約となったことは、朗報といえるだろう。日本への復帰の可能性も示唆していた今オフは、メジャー数球団の他、ソフトバンク、オリックスなど日本の球団も川崎に興味を示していた。その中でもブ軍は、風変わりなパフォーマンスと積極的に英語を話す姿勢で2013年からの2年間で地元トロントファンから絶大な支持を受けた川崎を手離すことはなかった。
もちろん、“本業”の野球についても、ギボンズ監督は「どんなピッチャーにも対応できるし、どのポジションでも守れる。しかも守備範囲が広くなっている」と最大限の評価をし、日本人内野手への“逆風”など川崎には関係ないことを証明した。
今年はとくに川崎の働きに注目が集まりそうだ。