東京駅の知られざるスポット
この機会に東京駅を探訪したいと思っている人もいるだろう。こちらの記事「見事にリニューアルなった東京駅赤レンガ駅舎」でも紹介しているので、それ以外のスポットに触れておこう。■待ち合わせ場所「銀の鈴」
1968年の誕生以来、4代目となる。今は、地下1階グランスタ内に置いてある。
■ゼロキロポスト
10数か所あるが、「国鉄キロ程基準原標」(日本橋にある道路原標のようなもの)は4番線と5番線の間(山手線)にある。1969年に設置された。
■東海道新幹線建設記念碑
中央乗換コンコース19番線側柱には文字だけの記念碑がある。さらに、18番線&19番線南端には、十河元国鉄総裁のレリーフと氏の筆になる文字「一花開天下春」(右から左へ)が刻まれている。
赤レンガ駅舎と対照的な八重洲側グランルーフ
東京駅八重洲側は、丸の内側のクラシックな装いとは対照的な現代風の造りとなった。「グラントウキョウノースタワー」と「グラントウキョウサウスタワー」という2つの高層ビルをつなぐ巨大な歩行者空間「グランルーフ」が出現、「光の帆」をモチーフにした長さ約230メートルの大屋根がひときわ目立つ。屋根の下は幅最大9メートルの歩行者通路となり、ベンチもあって散策が楽しめる。15店舗が出店する商業ゾーンもある。
東京駅に発着する列車
今や通勤通学電車、近郊電車と新幹線が主役となってしまった。かつては、九州、西日本へ向かうブルートレインが続々と発着していたが、現在発着している唯一の寝台列車は、サンライズ瀬戸&出雲である。幸い人気列車で、当分は安泰であろう。
昼間の特急列車で地上ホームに姿を見せるのは、伊豆方面へ向かう列車だけだが、2015年3月からは、上野東京ラインを経由する常磐線特急がニューフェイスとして加わる。ちょっぴり在来線が華やかになり、東京駅も200周年に向けて、少しづつ姿を変えていくことだろう。