開業100周年記念式典と101年目の出発式
2014年12月19日午後、東京駅赤レンガ駅舎内にあるステーションホテル内のアトリウムにて、記念式典が行われた。JR東日本の冨田社長、清野会長はじめ、太田昭宏国土交通相、姉妹駅縁組をしているアムステルダム中央駅(オランダ)、ニューヨーク・グランドセントラル駅(アメリカ合衆国)ゆかりの両国の大使館関係者、鉄道関係者を招いての華やかなセレモニーであった。東京駅の模型や凹版画、西陣織といった記念品も両国に贈られ、100周年を祝った。
式典に先立ち、東京駅10番ホームでは、伝統あるブルートレイン「富士」が、この日のみ運転の記念列車として発車、「101年目の出発式」が行われた。諸般の事情により、九州行きではなく、静岡県の伊東行きだったが、ツアー参加者を乗せて東京駅を後にした。出発式では、3人いる東京駅長(JR東日本、JR東海、東京メトロ)が珍しく一堂に会し、テープカットと出発合図を送り、記念の出発式らしい光景を見ることができた。