注目の3月優待銘柄ベスト3は?
好例の株主優待利回りランキング、今回は利回りはもちろん、10万円以下で購入できる銘柄ばかりです!
※利回りを計算する上での株主優待の評価方法は、額面として記載されている数字を参考としています(一部ガイドが推定)。予想配当+予想優待利回りはあくまでも参考としてご覧ください。(2015年1月9日の終値で計算しています)
それでは、第3位から順にご紹介していきましょう。
第3位 山喜(東証2部<3598>)
予想配当+予想優待利回り:12.2%【2015年1月9日株価】 188円
【株主優待獲得最低投資額】 100株=1万8800円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 3円
【株主優待権利確定月】3月末日、9月末日
【優待内容】詳細は同社のHPをご覧ください
第3位は株主優待ランキングの常連企業である山喜<3598>です。紳士用ドレス・カジュアルシャツの大手企業です。
同社の株主優待は自社グループ直営店のお買物券(1000円券)です。今回は100株を購入し、お買い物優待券を年間で2000円分獲得したケースを想定して利回り計算をしています(つまり株主優待は2000円で評価して利回り計算しています)。ちなみに200株以上の保有ですと、半期毎に2500円券を1枚(年間で2枚)となり、利回りは更に上がります。
同社の株主優待券は購入金額から10%割引といったような、割引券ではなく、お買い物券であるのが非常に良い点だと思います。また、スーツを着るサラリーマンにとってワイシャツはある意味消耗品でもありますから、品物的にも非常に使い勝手が良い株主優待だと思います。
業績面を見ても、堅調な推移を期待できる銘柄だと思います。不採算直営店の撤退や不採算商材の休止等により利益体質が強化。下期に日清紡傘下のCHOYAの卸売り事業譲受し、こちらも貢献の見込み。2015年3月期の業績予想は売上が3.7%増の172億円、営業利益が111.5%増の1億9000万円、経常利益が52.8%増は1億4000万円、純利益は94.6%増の1億8000万円と大幅増益を見込んでいます。
株価は概ね188円前後で推移。現在の株価水準でも悪くはないと思いますが、過去の株価推移を見ると、200日移動平均線(2015年1月12日時点では173円)が下値支持線になっておりますので、その近辺で購入できれば良いと思います。
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