ASUSはSIMフリースマートフォンの「ZenFone 5」と同時に、「ZenWatch」というスマートウォッチを発売しました。このZenWatchはAndroid Wearを搭載しており、Android端末のためのスマートウォッチとも言えるものですが、メインとしてはZenFoneとの組み合わせで使うことが想定されています。

腕

腕に装着したところ。やや縦長で大きめ


外観

スクエアの金属ボディで、普通の腕時計のようなルックスです。その意味では現在の他の多くのAndroidWearとは大きく異なった雰囲気を持っています。側面は上下に分割され、カッパーのバンドがある周囲をグルリと取り囲んでいいアクセントになっているのも実にオシャレ。

アナログ

普通の腕時計のようなたたずまい


背面にも隙が無く、クラッシーで優しいアナログ的な曲線を描いており、4隅がねじ止めされているのもメカニカルでカッコ良いです。

背面

背面も隙なくアナログ感満載です


さらにそのディスプレイは有機ELできわめてコントラストが高く、明瞭に情報を表示してくれるので、非常に見やすいものになっています。


着け心地など

バンド部分はイタリア製の本革を使用しています。細部までクオリティや雰囲気づくりに真剣なのは、他のスマートウォッチと一線を画する感じです。

バンドのロックは金属の折りたたみ式なので、スピーディに操作できます。このロック部分はユーザーが固定穴の位置を変えることで、長さの調節を簡単に行うことができます。

実際に装着したときの着け心地は、割と普通の腕時計に近いものになっています。本体が縦に少し長いのですが、個人的にはサイズの大きなG-ShockやProtrekを愛用しているので、あまり気にならない印象です。

バンド

折りたたみロック式のバンド


時計としてのフィーリング

このように着け心地としては普通の腕時計に近い、というより、時計としてもやや上のセンスを持っていると言えます。

ディスプレイの時計表示はスマートウォッチなので必要に応じて数種類選択できます。この操作は実に簡単で、ディスプレイの長タッチでバイブレーションが来て画面選択モードになり、左右にスワイプして設定したいタイプの時計をタップすればOKです。

デフォルトでもアナログの針形式かデジタル形式、ユニークなデザインの形式など多くの盤面が用意されています。

デジタル文字盤

時間が把握しやすいデジタル文字盤


充電

充電は付属の充電アダプタに背面をセットすることで行います。フル充電までの時間は2時間程度の感覚です。

駆動可能時間は僕の通常の使い方で16~18時間程度ではないかと思います。通常使用でもワークタイムはカバーできる感じですが、1日に1回は充電が必要になります。家でシャワーを浴びているときや、寝るときに充電するような使い方が適切でしょう。


何ができるのか?

Android Wearを搭載しているので、メールや着信などの基本的な通知以外にも、GoogleNowの機能を利用できます。

これによって、そのときの自分に必要な情報を簡単にチェックすることができます。たとえば、FacebookなどSNSの書き込みの通知から、歩数、天気予報などです。

情報カード

情報がカードとして表示される


これらの情報表示に加え、ユーザーが必要に応じてコマンドを実行することができます。このモードは、時計画面をタップすることで起動します。また、「OK Google」と端末に話しかけることでも起動できます。

音声入力

音声入力画面


まずは音声入力画面が表示され、この画面を下にスクロールすることで、さまざまなコマンドを実行することができます。

たとえば「秋葉原への道を教えて」などと話しかけると、スマホのナビ機能を起動して、経路をガイドしてくれます。また、よく使いそうなところでは「明日の天気を教えて」などにも対応しています。ちなみに天気を聞いた場合は、スマートウォッチ本体に情報が表示されます。


スマートウォッチとしてどうなのか?

スマートウォッチは、スマホを取り出さなくてもさまざまな情報をチェックできるのが良いところです。しかし、まだまだ普及していないため、見るからに普通の腕時計と違う物を身につけることには抵抗感があるように思います。

その点ZenWatchは、そのルックスが普通の腕時計並であることにメリットがあります。多くの人が違和感なく使え、シーンを選ばずに使うことができるようになったのです。



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※機種やOSのバージョンによって画面表示、操作方法が異なる可能性があります。