サイズって案外伝えにくいもの
ネットオークションで、商品のことを一番伝えることができるのは写真です。ほとんどの場合、写真を見て、中身をもっと見るかどうかを判断すると思います。なので、写真掲載は、落札率アップには欠かせない作業。
加えて、写真は商品の状態だけではなく、サイズも伝えることができます。もちろん、商品説明にはサイズが書かれていると思いますが、文章では伝えにくいし、そもそもサイズを測りにくいものもあります。たとえば、ぬいぐるみ。高さや幅はなんとなくわかるのですが、数字で言われてもイメージがしにくいこともしばしば。
比較できるモノと一緒に写真を撮る
iPhoneと一緒にとったぬいぐるみ。
サイズを伝えにくい商品の場合には、比較するモノと一緒に写真を撮ってみましょう。
先ほどのぬいぐるみの場合には、iPhoneと一緒に撮ってみました。そうすると、詳細なサイズを数字で書くよりも、写真を見た方が、サイズ感がつかめるようになります。
ペットボトルのキャップをつかって、比較したお皿
次の例は、お皿です。これは醤油皿として使っているものなので、小皿といっていいでしょう。
今度はペットボトルのキャップと一緒に写真を撮っています。この場合も、「直径5センチ」と言われるよりも、皿の大きさや、調理したものをのせたときのイメージががつかめると思います。
クリアファイルとバッグを比較。透明のクリアファイルを使おう
最後は、バッグです。どの程度モノが入るのかを伝えるために、A4のクリアファイルを使っています。ほとんどの人がA4の大きさがなんとなくでもわかると思うからです。あとは、B5サイズのノートや、雑誌などと比べてもいいと思います。
また、バッグの場合には容量を知りたいと思う人が多いので、実際にお財布や携帯、スマホ、ペットボトルなどを入れて、「これだけ入ります!」と見せた方がスムーズな場合が多いです。
大型のモノは、人と比較するのがわかりやすい
家具や家電などの大型のものは、人と比べるのがわかりやすいと思います。たとえば、イスを出品するときには、実際に座った状態で写真を撮るのです。テーブルも同じで、人が使っているときの様子でサイズを伝えるのが一番わかりやすくなります。人を一緒に写したときには、その人の身長を書いておけばOKです。
誰でもサイズがわかるものを使って比較する
比較するモノを選ぶときには、誰もがイメージできるということが、とても大切です。先ほどのiPhoneやペットボトルのふた、クリアファイルは、多くの人がイメージできるモノでしょう。他には、100円玉、500円玉を使うこともあります。高さを伝えたいときには、ペットボトルやライターなどがオススメ。
サイズが合っているものを選ぶ
ユーザーにサイズ感を伝えるのだから、比較するモノと商品のサイズが合っていることも重要です。たとえば、ビジネスバッグのサイズを伝えるのに100円玉はふさわしくありません。また、ポーチのサイズをクリアファイルで伝えるのも、あまりオススメできない方法です。「ああ、このくらいの大きさなのか」という感覚をつかんでもらうことが目的なので、それを忘れないようにしましょう。