ラストが見逃せない「瀬戸内マリンビュー」の車窓(竹原~三原)
竹原の次の駅大乗(おおのり)あたりからは、延々と瀬戸内海に沿って走る。とりわけ、忠海(ただのうみ)から須波にかけては海岸線ぎりぎりのところをひた走り、対岸には島々が望まれ、瀬戸内海らしい情景が展開する。ひっきりなしにカメラのシャッターを切る人も目立ち、多くの人が車窓にくぎ付けになるのも納得できるだろう。
広島を出て、2時間20分、「瀬戸内マリンビュー」は三原駅に到着となる。車両を長時間停めておく線路がないためか、数分の後、列車は慌ただしく忠海まで一旦回送され、午後の広島行きとして出発するまで昼休みだ。下車した乗客は、三原の名物タコ料理を食べに行く人、さらに電車を10数分乗り継いで尾道へ向かう人など様々である。
<参考>
JR西日本の「瀬戸内マリンビュー」のページ