SEO・SEMを学ぶ/SEO内部対策(ソースコード・タグの修正)

スマートフォンサイト作成【前編】(2ページ目)

SEO対策を基盤に組み入れた、スマートフォンサイト作成の留意点について案内していきます。

瀧内 賢

執筆者:瀧内 賢

SEO・SEMを学ぶガイド


W3C(WWWコンソーシアム)の推奨とは

W3Cとは、World Wide Webで使用される各種技術の標準化を推進する為に設立された標準化団体、非営利団体の略称です。
その団体が推奨するのが、「One Web」です。これは、PCやスマートフォン等で閲覧した際に、同じ表示ではなくとも、同じ「機能」や「情報」を利用できるということです。
このような背景からも、レスポンシブ・ウェブデザインのテクニックに、大変な注目が集まっています。


レスポンシブ・ウェブデザインの例

レスポンシブ・ウェブデザインの実際の表示をGoogleの関連ツールであるGoogleDevelopersのPageSpeedInsightを用いて確認します。

表示確認

         ■PCとスマートフォンでの表示確認

ちなみに上のURLは「W3C」のサイトですが、モバイル表示(左側)とPC表示(右側)は、見た目が少し異なっています。
表示違い

           ■閲覧環境による表示の違い

このように、画面の横幅に合わせてレイアウトや装飾等のデザインを変化させています。ここで、スマートフォンではカラム数が減ったこともあり、とても読みやすいものとなっています。このようにユーザビリティにも配慮した作りが必要です。
なお、このPageSpeedInsightというサイトでは、

  1. 速度
  2. ユーザー エクスペリエンス

の大きな2つの観点から具体的箇所の改善を求められます。その為、作成したサイトを分析の上、点数の悪い場合、修正することも必要です。

次回、デバイスごとに異なるURLのWebサイトについて、SEO上の注意点を案内していきます。
最後に、レスポンシブ・ウェブデザインは、サイト設計の段階で採否を決定することがカスタマイズのロスも少なくなりますので、早目の対策を施しましょう!
【編集部おすすめの購入サイト】
Amazonで SEO 関連の書籍をチェック!楽天市場で SEO 関連の書籍をチェック!
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※OSやアプリ、ソフトのバージョンによっては画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます