夜景鑑賞のプロも絶賛の“日本一美しいイルミネーション”
名古屋から最も近い大規模イルミネーション、三重県桑名市長島町にある植物園・なばなの里の「冬華(とうか)の競演」が2014年も開幕しました(2014年10月26日~2015年3月31日)。この「冬華の競演」、2013年3月に実施された全国4000名の夜景鑑賞のプロが選ぶ「全国イルミネーションランキング」で堂々1位に選ばれた、“日本一美しい”イルミです。
今シーズンで11回目を迎え、今やすっかり冬の風物詩。毎年必ず足を運ぶというリピーターも多く、そのお目当てが毎回装いを新たにするテーマエリアです。村の最深部に設けられた巨大イルミネーションは、大きさはもちろん、刻一刻と変化する演出も見事で、国内最高峰の冠にふさわしい迫力と美しさで訪れる人を魅了します。
テーマは「ナイアガラの滝」 高さ20m×幅120mの大迫力!
気になる2014年のテーマは、地元メディアにも当日まで発表がないという焦らし戦法で期待を膨らまされました。そして、いよいよ現地にて発表されたテーマは「ナイアガラの滝」。前年の「祝・世界遺産 富士」など近年は日本の風景を表現したものが目立ったのですが、今シーズンは世界を代表する絶景にチャレンジです。そのスケールは高さ約20m×幅約120m! 日の出に始まり、巨大な大滝、幻想的な霧、壮大な氷の滝、躍動的な水しぶき、神秘的な夜、華麗な花火、幽玄な滝の誕生と、8つのシーンが約8分間にわたってくり広げられます。
高さ約20m×幅約120mの大迫力
この他にも約200mの光のトンネル、約100mのお花畑トンネル、チャペル前に広がる池を流れる約120mの光の大河、高さ約18mのツインツリー、花壇をイルミで飾った光の雲海、空中遊覧を楽しめる円盤型の移動式展望室・アイランド富士など、多彩なイルミネーションを楽しめます。
さらに食事施設はビアガーデン、日本料理、中華料理、イタリアン、とんかつ、茶屋など本格派からカジュアル、軽食まで充実。温泉や足湯もあり、時間をかけてゆったりと過ごすことができます。
なばなの里・ウインターイルミをお得にスムーズに楽しむには
大人気施設なので訪れる際には事前に対策が必要です。まずアクセスは公共交通機関が便利。近鉄名古屋→近鉄長島は土・休日は急行が計31本、クリスマスの12月24・25日にも急行が27本臨時停車し、わずか17分。駅からは直通バスが毎日運行し現地まで10分。バスは本数も多いので、名古屋から30分で現地に到着できます。割引セットきっぷもあり、近鉄・バスの往復+入村券+金券で通常大人3340円が2890円とかなりお得です。
また、今年は一部コンビニ(サークルK・サンクス、セブン・イレブン)で当日でも利用できる前売り券を販売。伊勢湾岸道湾岸長島PAでも販売があるので、購入の上で訪れると、入口での混雑を避けてスムーズに入ることができます。
例年開催期間中の後半になるほど混雑し、休日には村内全体がのろのろ歩きになるほど。クリスマス前までの平日など、早めに訪れることをお薦めします。
□ なばなの里
・ 所在地:三重県桑名市長島町駒江漆畑270
・ TEL:0594-41-0787
・ 営業時間:9時~21時(22時までの延長営業日あり)
・ 料金:2100円(村内で使える1000円分の金券付き)、小学生未満無料
・ アクセス:近鉄名古屋駅から近鉄長島駅まで急行臨時停車で約17分、アクセスバスで約10分。名古屋駅名鉄バスセンターから直行バスで約30分。車の場合、東名阪道長島ICまたは伊勢湾岸道湾岸長島ICから約10分
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