第2位 東急レクリエーション(東証2部<9631>)
映画券株主優待銘柄は実質利回りが高いだけに株主優待権利落ち後に調整する傾向があります。そのタイミングを是非狙いたいものです
【2014年10月2日株価】 655円
【株主優待獲得最低投資額】 1000株=65万5000円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 6円
【株主優待権利確定月】6月末、12月末
【優待内容】
詳細はYAHOO!ファイナンスの株主優待情報をご覧下さい
第2位は東急レクリエーション<9631>です。映画事業、スポーツレジャー事業、不動産事業などを手がけている企業です。シネコン「109シネマズ」を展開しています。今回は1000株を購入し、年間で36回の映画を鑑賞したケースを想定しています(入場券は1枚あたり1800円として評価。つまり株主優待は6万4800円として評価し、利回り計算を行っています)。
業績は長期的に見ると概ね横ばいといったところですが、アナと雪の女王効果もあって足もとの利益水準は回復基調です。同社も2013年から株価は、200日移動平均線をサポートラインとして上昇基調となっています。3位のきんえいと同様、株主優待権利落ち後に株価が200日移動平均線まで一旦下落。その後、次の権利確定に向けて上昇していくという株価パターンを描くことが多いので、6月と12月の株主優待権利落ち後に200日移動平均線にタッチしたところを狙うと良いでしょう。
第1位 東京テアトル(東証1部<9633>)
予想配当+予想優待売却利回り:11.0%【2014年10月2日株価】 140円
【株主優待獲得最低投資額】 1000株=14万0000円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 1円
【株主優待権利確定月】3月末、9月末
【優待内容】
詳細はYAHOO!ファイナンスの株主優待情報をご覧下さい
第1位は東京テアトル<9633>です。不動産事業(賃貸やリフォーム)が主力ですが、映画配給のほか、ホテルや飲食関連なども展開しています。今回は1000株を購入し、年間で8回の映画を鑑賞したケースを想定しています(入場券は1枚あたり1800円として評価。つまり株主優待は1万4400円として評価し、利回り計算を行っています)。
売上は横ばいといったところですが、利益は振幅が激しくなっており、株価も比較的振幅の激しい動きとなっています。同社も株主優待権利落ち後に株価が調整する傾向があります(たとえば現時点のように)。現在の株価レベル、あるいは2014年5月につけた130円の安値あたりが1つの買い目安となりそうです。注意点としてはきんえいや東急レクリエーションのように200日移動平均線が右肩上がりになっておらず、逆に緩やかな右肩下がりになっているため、株価全体の基調としては弱い点を頭に入れておく必要があると思います。
参考:日本株通信
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