時には負担感も? 保育園の親子行事

仕事をして子どもを保育園に預けていると、時には親子参加の園行事が負担に感じることがあるかもしれません。仕事を休んだり調整しなければならなかったりすることが続くと、「働いているから保育園に預けているのに何で?」という気分にもなりがちです。

しかし、園行事は、連絡帳などだけでは伝わりきらない子どもの園での様子を目の当たりにしたり、他の保護者と交流できる貴重なチャンスでもあります。できる範囲で参加する中で、保育園での子どもの生活をよりよく知る機会にしたいですね。今回は3歳児クラス以上を想定し運動会の例を中心に、園行事を親子で楽しむためのポイントをご紹介します。


当日までの道のりを知る

運動会

行事は「当日」だけではなくて……

園行事の代表格である運動会。3~4週間かけて練習に取り組む中、我が子は練習についていけているのかな、当日は固まったり泣いちゃったりするんじゃないだろうか、特に親にとっても初めての経験である場合は心配になりますね。

そんな親の不安を楽しみに変えるために、園でも、お迎え時に出ている掲示や、連絡帳、クラス便りなどで、どんな練習にどんな様子で取り組んでいるか知らせてくれるでしょう。連絡帳で具体的に質問してみるのもいいですね。

私の子どもたちが通っていた公立認可保育園では、普段の園便りとは別に、運動会特集号を不定期発行し、各クラスの子どもたちの取り組みの様子をお知らせしてくれました。ダンスや競技などの面だけではなく、運動会当日に向けて各クラスのオリジナルTシャツを作るために、手形のスタンプや藍染め、輪ゴムを使った絞り染めなど、成長過程に応じたやり方でTシャツ作りに楽しく取り組み、子どもたちがそれを着て当日を迎えることをどんなに楽しみにしているかを知りました。当日を指折り数えて楽しみにする子どもの気持ちを、より一層共有することができました。

小さな子どもにとって、1つの大きなイベントに向かっているときは、ワクワクと緊張感で胸がはちきれそうになっています。お母さんやお父さんがその気持ちを楽しみながら共有してくれる姿は、子どもにとって何よりの励みになりますよ!


その子なりの成長を実感

「練習は何とか楽しそうにやっているみたいだけれど、きっと本番は固まってしまうんだろうな」。そんな風に思っていたら、当日堂々とダンスに取り組み、今まで見たことがないような真剣な表情で走る姿を見て、「ごめんなさい。あなたを甘く見ていました」と心の中で謝ってしまった、なんていうこともあるかもしれませんね。集団生活の中で、子どもは親が思っている以上に成長し、ダイナミックな動きに挑戦している姿に驚くこともあります。また、家では気持ちがオフ状態になって甘えている子も、園生活の中ではプラスの意味での緊張感や競争心を持って生活しています。

みんなの笑顔

我が子も、友だちも、みんなの頑張りをみんなで喜べる機会

そんな我が子の、その子なりの成長をじっくり感じられる機会でもあるほか、我が子以外の子どもたちの成長からも多くの発見が得られます。例えば、我が家がお世話になった保育園。年長クラスの縄跳びによる発表では、みんなで一緒に跳ぶほかに、それぞれの子が得意だったり好きだったりする跳び方を発表していきました。その間、他の子どもたちは座って見守っています。保育士からは、全く跳べなかった子が日々の努力で跳べるようになって自信をつけたことなどが、マイクを使ってアナウンスされ、見守っている保護者や子どもたちみんなが、その子の成長に拍手を送っていました。「短期間でこんなことができるようになるんだ」「あと1年たつとこんなにしっかりしてくるんだ」「小さいクラスの子も色々なことに挑戦しているな」などと、普段我が子が一緒に生活している園の子どもたち全員を見渡せる、この園でみんな一緒に育っているという感じられることも、園行事の特徴かもしれません。

>>イベント終了後の楽しみ方