株主優待/9月権利確定のおすすめ株主優待銘柄

あえて9月に狙いたい外食株主優待2銘柄!

皆様に人気のあり、お得な外食株主優待ですが、権利落ち後に株価が下落し、その後次の権利確定日に向けて上昇基調を描く傾向のある銘柄があります。その中でも今回は9月に狙いたい銘柄を2銘柄ご紹介します

戸松 信博

執筆者:戸松 信博

外国株・中国株ガイド

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9月の外食優待でガイド注目の2銘柄

株価動向の修正を利用して、9月に狙いたい外食株主優待2銘柄をご紹介!

株価動向の修正を利用して、9月に狙いたい外食株主優待2銘柄をご紹介!

皆様に人気のあり、お得な外食株主優待ですが、利回りが大きい外食株主優待銘柄は権利落ち後に、株主優待や配当の評価額分以上に株価が下落し、絶好の買いタイミングを迎える銘柄があります。利回りの大きな外食株主優待は、権利落ち後に株価が下落し、その後次の権利確定日に向けて上昇を描く傾向があるように思います。

そこで今回はあえて9月に狙いたい、8月に権利落ちし、その後上昇する傾向がある外食株主優待2銘柄をご紹介したいと思います。

※株主優待の評価額は飽くまでもガイドの判断によるものですので、必ずしもその利回りを得られることが保証されるものではありません。予想配当+予想優待額面利回りはあくまでも参考としてご覧ください(2014年8月28日の終値で計算)。

ジェイグループホールディングス(東証マザーズ<3063>)

予想配当+予想優待額面利回り:7.34%

【2014年8月28日株価】 572円
【優待獲得最低投資額】 100株=5万7200円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 2円
【株主優待権利確定月】 2月末、8月末
【優待内容】 詳細はYahoo!ファイナンスの株主優待情報をご覧ください


まず1銘柄目はジェイグループホールディングス<3063>です。居酒屋「芋蔵」や「ほっこり」などの飲食店を展開している企業です。東海地盤の企業ですが、関東や関西でも店舗を展開しています。今回は100株を購入し、年間で4000円分の自社グループ国内直営店で利用可能なお食事優待券を獲得したケースを想定して利回り計算を行っています。

2月と8月の権利落ち後に株価が下落、その後次の権利確定日に向けて上昇する傾向がある

2月と8月の権利落ち後に株価が下落、その後次の権利確定日に向けて上昇する傾向がある

上のチャートがジェイグループホールディングス<3063>の過去3年の株価チャートで、赤い丸の部分が権利落ち後の地点です。チャートが右肩上がりということもありますが、権利落ち後に株価が大きく下落した地点で拾っていれば、概ね次の権利確定日に向けて株価は上昇しています。

業績は緩やかな拡大基調です。2015年2月期第1四半期の業績は売上が21.4%増の33億5000万円、営業利益が2900万円(前年同期は1300万円の赤字)、経常利益が2500万円(前年同期は収支ゼロ)、純利益は800万円(同1200万円の赤字)となっており、今後発表される業績も期待できると思います。

鉄人化計画(東証マザーズ<2404>)

予想配当+予想優待売却利回り:7.9%

【2014年8月28日株価】 480円
【優待獲得最低投資額】 100株=4万8000円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 15円
【株主優待権利確定月】 8月末
【優待内容】詳細はYahoo!ファイナンスの株主優待情報をご覧ください

2銘柄目は鉄人化計画<2404>です。首都圏で「カラオケの鉄人」を運営している企業です。今回は100株を購入し、飲食優待券500円券とからふね屋珈琲ギフトセット(アロマブレンド1袋、ドリップコーヒー1箱)を獲得したケースを想定しています。

からふね屋珈琲ギフトセットは1800円で評価して利回り計算を行っています。なお、同社の株主優待では同社カラオケ店舗「会員カード」(株主様会員カード1枚 株主様関連者会員カード10枚)も獲得できますが、今回は計算に入れておりません。むろん、同社のカラオケをよく利用される方で、会員カードを有効活用できれば実質的な利回りはさらに上昇します。

8月の権利落ち後の地点が赤い丸です。

8月の権利落ち後の地点が赤い丸です。


上のチャートが鉄人化計画<2404>の過去3年の株価チャートで、赤い丸の部分が権利落ち後の地点です。権利落ち後に更なる大きな下落があるケースもありますが、権利落ち後に株価が大きく落ちる傾向はありますので注目できると思います。

業績は売上は微増が続いていますが、カラオケの競争激化で利益は低迷気味です。2014年8月期第3四半期までの業績も売上は3.4%増の77億4000万円と増収ですが、営業利益は32.1%減の2億2300万円、経常利益は38.2%減の1億7600万円、純利益は95.6%減の300万円と減益になっています。株価は上昇基調となっており、前述の習性も利用できる銘柄ではあるかと思いますが、業績推移には注意しながら投資を行う必要があると思います。

参考:日本株通信

※記載されている情報は、正確かつ信頼しうると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性または完全性を保証したものではありません。予告無く変更される場合があります。また、資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願い申し上げます。
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