「リゾートあわトレイン」の旅
ゆるキャラ達と係員に見送られて出発。すぐにやってきた車掌は、指定券をチェックしつつ記念スタンプを押して、記念乗車証をひとりひとりに渡していく。館山までは各駅に停車。太見駅を出ると、次の江見駅との間で山生(やもめ)橋梁を渡る。川ではなく海岸線に架かる橋で、土木遺産に認定された建造物だ。海がよく見えるように最徐行で進む。車内放送でも絶景スポットであることを説明してくれる。
駅脇の「道の駅」にあるクジラの骨格標本展示がよく見える和田浦に停まったあと、南三原、千歳と進み、千倉に着く。ここではホームに設けられた物産販売コーナーで買い物ができるように19分間、停車する。あわビールが評判で、あっという間に売り切れ。欲しかったので悔しい。房総はびわの名産地でもあるので、代わりにびわゼリーを購入した。
九重に停まったあと、南欧風の駅舎がお洒落な館山駅で10分停車。浜金谷行きの列車では、とくにイベントはないが、駅長さんが歓迎のボードを持って挨拶してくれた。安房鴨川行きの列車が停車するときには、館山のマスコットキャラクターがお見送りしたり、名物の「くじら弁当」の販売がある。館山駅周辺には見どころや買い物、食事処も多々あるので、ここで下車してもよい。その場合、リゾートあわトレインの指定券あるいは記念乗車証を見せると割引になるのが嬉しい。
(お店により、5~20%割引きや一品サービスなど)