最近「ウェアラブル」という単語をあちこちで見ることができます。「ウェアラブルデバイス」は身に付けられるデバイスという意味で、一口にウェアラブルデバイスといっても腕時計やリストバンドのように腕に身に付けるものから、眼鏡のようにかけるもの、服のように着るものまでさまざまなものがあります。

ここでは2014年前半に日本で入手できたウェアラブルデバイスの中で、「これは!」という優れモノを5つご紹介します。

MOVE

サングラスのようにも見えるスマートグラスMOVERIO


第5位 エプソン 「MOVERIO」

エプソンの「MOVERIO」は眼鏡型で、いわゆる「スマートグラス」と言われるものです。この製品は同じくスマートグラスの「Google glass」とは異なり、普通のメガネのように両眼にかけるタイプです。
moverio

MOVERIO


この製品はAndroid OSで動いてるのですが、MOVERIOのためにカスタマイズしたアプリしか使うことができません。そして、そのアプリを入手するために「MOVERIOアプリマーケット」というものが用意されています。

デスクトップ画面はグラスの視界の画面中央に表示されますが、現実の身の回りの状況をシースルーで見ることができるため、人と打ち合わせしながら情報検索なども可能です。

用途としては、Webブラウザで情報を検索したり、電子ブックを読んだり、楽天で買い物したり、ゲームしたりできます。また、ビクターのビデオカメラ「Everio」(WiFi対応のもの)とWiFiで接続してリモート操作することもできます。

また、カメラ機能も搭載しているので、これをかけたまま静止画像や動画撮影をしたり、撮影した映像を見ることができます。

この種のスマートグラスの問題は、元々メガネをかけている人間にとって使いにくいということですが、このMOVERIOではレンズフレームを装着できることでそれを解決しようとしています。

普段、メガネを使ってる人はこのフレームに自分に合った度のレンズを装着することで、メガネなしでMOVERIOを使うことができるわけです。

■MOVERIO 公式サイト


第4位 Samsung 「Gear2」

「Gear2」はサムスンのスマートウオッチです。 同社のスマートフォン「Galaxy S5」とリンクさせることで、すべての通知情報を受け取ることができるのが便利ですが、 同端末にしか対応していないのが残念なところです。
Gear

Gear2


Gear2 は歩いたり走ったりする動きを計測できるだけでなく、心拍モニターも搭載して心拍数を計算できるのが利点です。ただしこの心拍数センサーは、人によってはうまく動作しないこともあるようです。

このデバイスがスマートウォッチとして面白いのは、カメラ機能搭載してるところです。手軽に静止画像や動画を撮影でき、自動的にスマートフォンに転送できます。このため素早くFacebook などに投稿できるのが便利です。

残念なのはバッテリー駆動時間で、普通に使うと2日程度しか駆動できませんでした。

■Gear2 公式サイト


第3位 NIKE 「NIKE+FuelBand SE」

NIKE の「FuelBand(フューエルバンド)」はスポーツ向けのバンド型ウェアラブルデバイスです。独自の「Nike Fuel」という運動単位で活動量を計測します。このNike Fuel という単位は男女、体格、体重にかかわらず、その人のあらゆる運動を計測し、運動量を数値化できるのが特徴です。
Fu

FuelBand SE


そしてその数値によって、運動不足なのか?十分なのか?を判断することができます。この数値はバンドのLEDディスプレイで表示することができるので、自分の運動状態を素早く確認できます。また、このLEDディスプレイではNikeFuel数値だけでなく歩数、時間なども表示することができるので、時計代わりにも使えます。

専用iPhoneアプリにデータを送ってiPhone側でも数値を確認できますが、やはり本体だけで運動量を確認でき、手軽に運動状態をチェックできるのがFuelBandの特徴です。

「NIKE+FuelBand SE」は毎日、ある程度の運動をしたい人に向いたウェアラブルデバイスです。

■NIKE+FuelBand SE 公式サイト


第2位 ソニーモバイル 「SmartWatch2」

「SmartWatch2(スマートウォッチ2)」はソニーモバイルのスマートウォッチです。日本国内で売られてる国内版は、Android OS4.0以降搭載の「Xperia」の接続のみに限定されていますが、エクスパンシスなどで販売している海外版はOS4.0以降のAndroid端末であればリンクして使うことができます。
SW2

SmartWatch2


NFCを搭載してるので、ワンタッチでXperia のようなNFC搭載端末とリンクできるのが便利です。 スマートウォッチ、通話、メール、SNSなどの着信通知、そして電話着信時の応答拒否などもできます。また、音楽再生のリモコンとしても使えます。

この製品の1つの特徴はバッテリ駆動時間が比較的長いことで、通常使用で3日程度使うことができます。しかも、時計の表示は常にオンにできるので、時計代わりとして使いやすいスマートウォッチです。また、言うまでもなく防水でIPX 7相当の防水 it go exportの防塵性能を持っています。

■SmartWatch2 公式サイト


第1位 ソニーモバイル 「SmartBand SWR10」

「SmartBand(スマートバンド) SWR10」はスマートフォンの「Xperia」をリリースしているソニーモバイルの製品で、リストバンド型ウェアラブルデバイスです。この製品の1つの特徴は本体にはディスプレイがないことです。スマホと連携することを強く意識して開発されたもので、SmartBand 本体ではデータを収集し、自動的に転送してスマホ側で情報を見ることに徹しています。
Smart

SmartBand


データを見るアプリは「LifeLog」という名前で、スマホ自体の使用データも表示します。歩いたり、走ったりという情報に加え、スマホを使った写真撮影、音楽再生、動画再生、読書、電話、FaceBookの使用などの行動をも表示し、そのユーザーがその日にどんな時間を過ごしたかを後日振り返ることができる、「ライフログ的」な機能をもっているのです。またスマホへの電話やメール、SNSのメッセージなどの着信通知などもできます。

ちなみにこの製品が使えるのはXperia限定ではなく、AndroidのOS4.4以降の端末に対応しているので、多くの機種で使うことができます。

■SmartBand SWR10 公式サイト


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※機種やOSのバージョンによって画面表示、操作方法が異なる可能性があります。