連載でお送りしている「レースクイーンピックアップ」のコーナー。第11弾は今年2輪と4輪の2カテゴリで活躍するあべみほさんです。
―「SUPER GT」のレースクイーン2年目、今年は2輪も兼ねている訳ですが、まずはGTの方からお聞きしたいと思います。
あべ:今年はGT300クラスからGT500クラスになったので勉強になることが本当にたくさんあります。例えばパドックの中で写真を撮ってはいけないとか。場合によってはペナルティになるってことを知ったので今は徹底して守るようにしています。逆にサイン即売会ができるようになったので、ファンの方と交流ができてとても楽しいです。それと、個人的には昨年までENEOSのレースクイーンをやっていた憧れの真矢さんがうちのチームのコントローラー(レースクイーンを管理、指導する役割の人)になったこと。教えてもらう時もついついニヤニヤしちゃうんですよ(笑)。一番好きだったレースクイーンの方に教えてもらえるって本当に恵まれているって思いますね。あとGT500クラスに来てからよりレースが好きになりました。
―今年は2輪にも初参戦している訳ですが、4輪との違いは何ですか?
あべ:私が所属している「Will-Raise Racing」はライダーの井筒さんが立ち上げた新しいチームなんですけど、ファンの方との距離が近いというのが嬉しいですね。いっぱいお話する時間もありますし。あとは同じKAWASAKIのバイクに乗っている他のチームの応援もするようになりました。何台も出ているのでKAWASAKI頑張れ!みたいな感じで応援しています。
―メーカー単位で応援するんだ(笑)。
あべ:そうなんです。緊張感が凄くて泣いちゃうこともあります。GTももちろん緊張感はあるんですが、バイクの場合はちょっと間違っただけで命に関わる大事故になってしまうので、レース前に傘刺していても隣にいる井筒さんや他のチームのクルーからも緊張感が伝わって来るので震えます。
―ファン層も2輪と4輪は違いますか?
あべ:違いますね。2輪となるとどうしてもお客さんが減ってしまうので、是非、観に来て欲しいなと思います。4輪のファンの方でも2輪の臨場感を知ったら絶対にハマると思うんですよ。あの興奮を一緒に体感して欲しいですね。
―最後にあべみほ個人としてはどういう展開を望んでいますか?
あべ:レースクイーンと並行してグラビアをメインにやって行きたいと思っています。プラス、バラエティ番組のお仕事もさせて頂けるようになったので続けて行けたらと思っています。
―今、レギュラー番組はあるんでしたっけ?
今はありませんが、昨年はフジテレビの「アウト×デラックス」(レギュラー客/カウンターで半尻出している女)や、日本テレビの「アイドルの穴2013日テレジェニックを探せ!」にレギュラーで出させて頂きました。今はその都度オーディションを受けながら出られるよう頑張っています。
―では、最後にファンの皆さんへ一言。
あべ:いつも応援ありがとうございます。実際に会うと話しかけ難いって言われることが多いんですけど、自分で言うのもなんですが意外と気さくなので(笑)、気軽に話しかけて欲しいなと思います。あと、くれぐれもGTでは「S-Road MOLA GT-R ERGO JAPAN」、全日本ロードレースでは「Will Raise」をくれぐれも宜しくお願いします。
これまで数多くのレースクイーンにインタビューして来ましたが、彼女ほど理路整然と受け答えができる人は滅多にいません。表面的にはおちゃらけて見せたり、ふざけあったりしているように見えても、誰も見ていないところでやるべきことをやっているんだなと感心させられました。レースクイーンという枠に留まらず、更なる大きなステージで活躍して欲しいものです。期待しています。
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