リニアの走行を体感するなら新館と旧館の3階へ
3階 「見る」大型ジオラマは、富士山とリニア中央新幹線をメインにした将来の山梨の様子を俯瞰できる。また、リニアについての映像を鑑賞できるリニアシアターもある。しかし、何と言ってもメインは、本物のリニアの走行試験を間近に眺められるガラス張りの見学ラウンジであろう。天井から吊るされたモニター画面には、走行車両の現在位置と速度が表示され、列車が接近するとアナウンスもある。
待つことしばし、リニアは轟音とともにあっという間に文字通り矢のように走り去っていく。ラウンジの片隅には、テーブル席や自動販売機もあるので、飲食をしながら寛げる。売店はないので、暖かい軽食を摂ることはできない。
見学センター旧館は「わくわくやまなし館」となり、山梨の観光物産情報を発信しているコーナーがある。1階には売店があり、リニア関係のオリジナルグッズやお土産を入手することができる。3階には展望室があり、新館同様、リニアの走行を間近で見学できる。リニアの現在位置や速度を表示するモニター画面は新館と同じものが設置してある。東京方面の見通しは、新館よりもよいので、写真を撮るなら旧館がおススメだ。