落札したのにキャンセルを防ぐシステム

直接会って取引をすることがないネットオークションでは、残念ならがトラブルも起きてしまいます。私自身、オークションを10年ほどしていますが、落札した相手から連絡がこないという経験は何度かあります。「事情があってキャンセルしたい」という連絡を受けたことも。だったら、最初から入札をしないでほしいと思ってしまうのですが、そんなトラブルが起きているのはオークションサイトを運営している企業側もわかっているので、しっかり対策を練っています。今回紹介するのは、ヤフオク!の「入札者認証制限」です。

ヤフオク!の場合、入札するだけなら「Yahoo!JAPAN ID」を取得すればOKです。入札額の制限も会員費の支払いなどもありません。そのため、IDを取得する人がたくさんいて、オークション参加者も増え市場が拡大するのはいいのですが、一方で無責任な入札が増えるという問題も発生してしまいます。冒頭にあるように落札したけれど連絡をしないとか、簡単にキャンセルしたりとか。こういった問題を防ぐためにつくられたシステムが「入札者認証制度」なのです。

本人確認をしてない人は入札できません!

入札者認証制限は、Yahoo!JAPAN IDの取得はもちろんのこと、主に以下の条件を満たすユーザーしか入札ができないようにする仕組みです。
■モバイル確認をしている
モバイル確認は、現在使ってるスマートフォンや携帯電話などのモバイルを使って本人確認をする方法です。モバイル端末あてにSMSを送信してメッセージに書かれているヤフオク!認証コードを入力することで本人確認をします。1分もかからずに完了するのでとてもスムーズです。
■Yahoo!プレミアムに登録している
毎月410円(税込)の会費がかかり、出品することも多々あるのがYahoo!プレミアム会員です。評価を下げたくないと考えるので、真面目にヤフオク!に取り組むユーザーがたくさんいます。
■本人確認をしている
登録してる住所に郵送で本人確認書類(暗号)が届きます。受け取るときも免許証などの本人確認のための資料が必要になります。郵送された暗号を専用のページに入力することで本人確認をします。ここの方法では郵送を利用するため、完了までに時間がかかってしまいます。

入札者認証制限を設定しよう

入札者認証制度を使うかは、出品者が決めることができます。出品するとき、オプション設定で「入札者認証制限あり」にチェックを入れるだけ。
入札者認証制限は、出品するときに設定できる

入札者認証制限は、出品するときに設定できる



出品者が入札者認証制限を設定しているかどうかは、オークションのページにも表示されます。

実際のオークションページに入札者認証制限があるかどうかが表示される

実際のオークションページに入札者認証制限があるかどうかが表示される


もし本人確認をしてない場合には、入札者認証制限がかかっている商品には入札ができません。せっかく掘り出しものを見つけてもダメなのです。いざというときのためにも、本人確認はちゃんと行い、マナーを守った取引を心がけましょう。



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