アイケイ<2722>(東証JQスタンダード)
アイケイ<2722>は名古屋市中村区名駅に本社がある、通信販売関連企業です。■株式データ 2014年4月14日終値基準
株価 940円
売買単位 100株
予想PER(連)184.31倍
PBR(連) 1.15倍
予想配当利回り 1.91%
時価総額 約18億円
■株主優待
権利確定日:5月末
優待がもらえる株数:100株以上
優待内容:
100株以上 一律に3000円相当の自社取扱商品
昨年度は、鰹昆亭の和風だし
■株価の推移
5月末の3000円相当の株主優待と、中間配当がなく期末一括配当であることが個人投資家の注目を集めるためか、ここ5年間連続で、4月または5月に高値をつける傾向があります。今年も、昨年の権利落ち後の安値740円から、基本的には右肩上がりの相場展開が続き、4月8日には968円の高値をつけています。決算発表後は、業績悪化で反落しています。
■注目ポイント
現状
・企業が通信販売を開始するときに、システムや商品の仕入れなど、様々なサポートを一括して行っています。メーカーだからできる「物づくり」へのこだわりと、ベンダーだからできる「点」ではない「面」での提案力。 この2つを兼ね備えた「メーカーベンダー」として商品ジャンル・販売チャネルの垣根を越えた「情報」と「ノウハウ」でオリジナリティ溢れる商品力と提案力でクライアントの「?」を「♪」に変える商品を展開。
・通販ソリューションを丸ごと顧客に提供するビジネスモデル。商品選定、媒体制作(カタログ、WEB)品質管理、受注業務、物流業務をセットしたソリューションを丸ごと提供することで新たな販売チャネルとしての「通信販売」を短期間で構築可能に。
・生協向けに強みを持っており、全体の売上の約7割が生協ルート、約2割がその他の会社ルート、約1割弱が、自社通販ルートです。
・韓国化粧品スキンフードの直販に注力していますが、現在はまだ赤字ビジネスです。
・2014年4月8日に14年5月期第3四半期累計決算を発表しています。連結経常利益は前年同期比70.4%減の5000万円となっています。直近四半期(13年12月-14年2月)は損益改善が進みましたが、通期予想1億3000万円と比べた進ちょく率は38.4%にとどまり、苦戦しているようです。
今後
・高値圏であること、目先の業績が芳しくないこと、例年4月・5月に高値をつける傾向にあることから、5月末に想定される権利確定後の下落局面で、じっくりと安値を拾う戦略が良さそうです。
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