制作会社に発注するときに伝えるべき最低限のポイント
相談する前に考えをまとめておきましょう
どんな制作会社に相談するにせよ、相談の仕方によっては、制作会社側も意図がくみ取れず成果を出せない場合があります。オリエンの仕方は、ホームページの質や成果に直結するため、発注側もある程度のホームページの知識や目的をしっかり持ったうえで、相談するようにしましょう。
今回は、制作会社に相談するときに伝えるべきことをまとめました。
1.ホームページ制作の目的・ターゲット・ゴールを想定しておく
なぜホームページを作るのか、誰に向けて情報発信をするのか、ゴールは何なのかを明確にし制作会社に伝えましょう。
2.予算感を持っておく
ホームページを立ち上げる際の予算感は前もって決めておきましょう。ホームページ制作は結婚式と同じでオプションを付けることで、どんどん予算が上がってしまいます。最低限掲載したいことと予算感を決めておき、実際の見積もりと合わせて検討していくと良いでしょう。
3.ホームページを使って何をしたいかを決めておく
ホームページを使って、検索エンジンから集客をしたい。ブログを書いてお客様にこだわりを見せたい。ECサイトで商品を販売したい。などホームページを使ってやりたい事を事前にリストアップしておきましょう。
例えば、検索エンジンから集客することを考慮したホームページでは、画像を使って情緒的なデザインを作るよりもテキスト中心で整理整頓されたデザインにした方が検索エンジンに好かれるということがあります。
事前に、やりたいことの優先付けを伝えることで、制作会社側もデザイン・コーディングをする時に適切な方法を選択することができます。
4.最低限必要な検索エンジン対策・ソーシャルメディア対策を押さえておく
ホームページで集客を考えているときには、最低限の検索エンジンやソーシャルメディア対策を制作時に行ってもらいましょう。
例えば下記のような対策です。
■検索エンジン対策
・タグの設定
<meta>タグや<tittle>タグに検索ヒットしたいキーワードを入れてもらうことで、そのキーワードで検索した時にヒットしやすくなります。
・記述言語のシンプル化
CSSファイルやjavascriptファイルを外部ファイル化してもらうことで、記述言語がシンプルになり検索エンジンにヒットしやすくなります。
■ソーシャルメディア対策
facebook、mixi、GREEなどのSNSで使われている共通のOGP (Open Graph Protocol)タグを設定しておいてもらいましょう。これを行っておくことで、SNSでシェアされた時に記事元のURL、ページタイトル、サイト説明、サムネイルが表示されます。
5.効果測定タグを設定してもらう
ホームページを作った以上、効果測定をしっかりやりたいもの。制作時に、効果測定タグを入れてもらいましょう。Google Analyticsは無料で高機能のため活用している方が非常に多いです。
まとめ
今回は、ホームページを制作会社に発注するときに伝えるべき最低限のポイントをご紹介しました。制作した後に「設定してあると思っていたのに、されていなかった」「何で制作会社は言ってくれないんだろう」とならないために、発注前に最低限の知識を付けて相談すると良いでしょう。