木材利用ポイント制度の延長決定
木材利用ポイントの期間延長決定しました
そろそろ春の足音が聞こえてくる季節になりましたが、このチャンスを逃す手はありません。来シーズンに向けて導入を検討されてはいかがでしょうか。
ペレットストーブを選ぶ人はこんな人
お話を伺ったアールイープランニングの竹田氏。手に持っているのはメンテナンス用のブラシ
―― どんな人がペレットストーブの購入を決めていますか。
竹田氏: 現在ペレットストーブを購入する人の目的の多くは「家が寒いから」。つまりペレットストーブを購入する一番の目的は、まずは「家を暖かくしたい」ということなんですね。ペレットストーブは毎日のお手入れが必要ですし、数年おきに業者に頼むメンテナンスの費用も掛かります。現在のところ、生活にゆとりのある層の方が購入されていると思います。
ペレットストーブを選ぶ際に重視することは?
―― ペレットストーブを購入される方が重視することは何ですか?竹田氏: ストーブの見た目を重視するというよりも、価格が手ごろで暖かさのパワーのある機種を求める人が多いと感じています。
ここ3年ほどで、国産のペレットストーブも人にお勧めできるくらい性能が向上してきました。性能面では国産、外国産問わず、どのメーカーを選んでもそう大きな違いはないと思います。ただ、国内メーカーの製品の方が取扱説明書がわかりやすかったり操作がしやすいという面はあると思います。
ペレットストーブ選びのポイントは?
―― 性能面でそんなに差異がないとすれば、ペレットストーブ選びのポイントは何なのでしょうか。竹田氏: それはズバリ、アフターメンテナンスをしっかりしてくれる販売店からストーブを購入することです。私の会社ではペレットストーブの販売だけでなく故障修理やメンテナンスも対応していますが、当社が販売したものでないペレットストーブのメンテナンスの依頼もたくさんいただいています。つまり、売っておしまいという販売店が多く存在しているということです。
例えば「うまく炎が上がらない」という相談を受けて見に行くと、ペレットの受け皿の灰を取り除けば済んだというものもあります。本来ならそのようなお手入れ方法は、販売した時にお伝えするべきなのですが。
アフターフォローの有無が重要
―― ペレットストーブもアフターフォローが大切ということでしょうか。竹田氏: その通りです。ペレットストーブは石油ストーブよりも日ごろのお手入れや定期的なメンテナンスが必要な暖房器具です。安全に使うためにも、何かあったら相談に乗ってくれる、ノウハウを持つ販売店との付き合いが大切だと思います。今のところ、そこまでできる販売店が少ないと感じています。
―― なるほど、ストーブ選びは販売店選びということなのですね。ストーブを購入する際にはアフターフォローをどのくらいしてもらえるのか、確認するようにしたほうがいいということですね。
次のページでペレットストーブのメンテナンス方法と、メンテナンス費用を抑えることのできるストーブの設置方法をお聞きしました。