電話としての利用シーン
片手で持って、耳に本体を当てて話すスタイルを想定しています。この場合は、5インチサイズくらいまでが電話としての使いやすい大きさとなっています。ただし、6インチ以上となると、口と本体のマイクの位置が同じ方向となるため、音声は意外に聞きやすく拾うことができます。長電話用途で使う場合は、5インチ以上では、重く感じてしまいます。Bluetoothヘッドセットを使う方が電話用途しては良いでしょう。ブラウザの利用シーン
ブラウザは、標準ではスマートフォン対応サイトを表示しますが、PC対応サイトに表示を変更することができます。5インチ以下では、スマートフォン対応サイトの方が視認性もよく、操作がしやすくなります。対して6インチ以上では、PC対応サイトでも視認や操作がしやすくなってきますので、PC対応サイトを常用したいユーザーは6インチ以上が良いでしょう。いかがでしたでしょうか。今回は、ディスプレイサイズの物理的な大きさに絞った比較を行いました。実際は、OSの種類や利用するアプリによって操作感は変わってきます。小さなディスプレイに合ったアプリ、大きなディスプレイに合ったアプリを使うことで、操作性を補完することも可能です。ユーザー毎に、自分の利用シーンに合わせて、最適なディスプレイの端末を選択しましょう。