レディースファッション/定番アイテムの着こなし・選び方

色彩心理を活用!暖かいのに春っぽいコーディネート

気分だけでも春を先取りしたいこの時期は、カラーコーデに一工夫!防寒しつつ、春らしく鮮度の高い着こなしに見せる3つの色使いのコツを伝授。

久野 梨沙

執筆者:久野 梨沙

レディースファッションガイド

見た目だけでも春っぽさを取り入れたい!

色彩心理を活用!暖かいのに春っぽいコーディネート

春の新作が気になる季節、でもまだ防寒は必要!そんなときに使えるのが春カラーコーディネート

バーゲンも一段落すると途端に冬アイテムが色あせて見えてしまうもの。この冬のおしゃれをめいっぱい楽しんだならなおさら、マンネリを感じてくる頃でしょう。
とはいえ、春物に袖を通すにはまだまだ寒すぎる! 防寒しながら見た目だけでも春らしさを取り入れるにはどうしたらよいか、頭を悩ませる季節です。

そんなあなたにおすすめなのが、色の効果を活用すること。素材やデザインは冬物でも、カラーコーディネートに一工夫加えるだけで寒さをがまんせずに季節を先取りできちゃうんです。

今回は、手軽にチャレンジできる春色コーディネートの3大テクニックをご紹介!

【Contents】
Page1:濃い色と淡い色の面積比を変えてコーディネート
Page2:ピンクは春を運ぶスペシャルカラー
Page3:色彩心理を活用して、暖かい雰囲気を演出!

濃い色と淡い色の面積比を変えてコーディネート

色彩心理を活用!暖かいのに春っぽいコーディネート

クローゼットを開けてついつい暗い色に手が伸びる……そのコーディネートに一工夫! Original Update by Sarah Laval

衣替え前の秋冬のワードローブは、圧倒的に暗色アイテムが多いはず。濃く暗い色は、見た目に重量感や硬質感を与えるため、寒さに耐える秋冬ファッションには似合いますが、軽やかな春らしさは表現できません。

色彩心理を活用!暖かいのに春っぽいコーディネート

寒さをがまんしなくてもOK! 首元や足首を覆った露出ゼロのコーデでも、色使いで春らしさを取り入れられます
アイテム/すべて私物

逆に考えれば、素材やデザインを大きく変えなくても、淡く明るい色の面積を増やすだけで春らしいコーディネートにチェンジできるということ。ニットにパンツ、ストールにブーツといういずれも同じコーディネートですが、視線を集めやすい上半身を淡色でまとめるだけで、素材は厚くても春らしさが感じられる着こなしに!

上半身だけを明るい色にしてしまうと、下半身と分離して見え、まとまり感に欠けるコーディネートになってしまいがち。足元も同じぐらいのトーンで合わせるとさらによいでしょう。

次のページでは、1色で春を運ぶ力を持つあの色を使ったテクニックをご紹介!
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます