東京ドームで楽しもう!
株主優待で楽しもう
おススメなのが株式会社東京ドーム(銘柄コード:<9681>)です。東京ドームと聞けば、そう、巨人軍本拠地といえる東京ドームを所有する企業になります。それ以外にも、東京ドームシティアトラクションズやラクーア、東京ドームホテルといった東京ドームシティを運営したり、熱海後楽園ホテル、東京ドームホテル札幌の運営、子会社による松戸競輪場の運営なども行っています。皆さん一度は東京ドームに訪れたことがあるのではないかと思います。今回はこの身近な存在ともいえる東京ドームの株主優待券に迫ります。
4000株以上保有で野球株主証がもらえる!
東京ドームでは、1月末日における株主に対して、様々な株主優待を実施しています。優待内容は幅広く、保有株数によって異なります。この中でももっとも気になるのは、やはり東京ドームにおける野球観戦チケットが無料でもらえる点ではないでしょうか。4000株以上の保有のケースの場合のみとなってしまいますが、株数を多く保有の方の場合、巨人戦のチケットがもらえます。
また、その他にもスパラクーアの入館券など東京ドームシティで満喫できる株主優待が多く提供されます。東京都内にお住まいの方だけでなく、遠方の方でも東京に遊びに行く際に、東京ドーム周辺でも楽しもうとお考えの場合には、優待・割引券は楽しく活用可能といえます。
■株式データ 1月17日終値基準
株価 670円
株数 1000株
予想PER 21.41倍
PBR 1.78倍
予想配当利回り 0.75%
時価総額 1259億5600万円
■株主優待券の内容は図を参照
不動産という視点でみても魅力的かも!?
株式会社東京ドームは不動産という観点から見ても魅力的な側面があります。まず、何といっても水道橋の目の前に広がる東京ドームシティ・東京ドームを所有していること。また、意外な所で子会社において不動産事業を行っています。所有物件としては、商業施設ビルのアドホック新宿ビル(東京都新宿区)、ショッピングモールのプチモール二ツ木(千葉県松戸市)、オフィスビルの代々木イーストビル(東京都渋谷区)・市ヶ谷ビル(東京都新宿区)などがあり、今後インフレが予想される中で、不動産価格も上昇する可能性がある点を考慮すれば、東京ドームの株式は不動産価値でも魅力といえます。
株主優待を検討するうえで、難点といえるのが株価が高価格ということもあり、株数を多く所有するにはある程度の資金が必要であること。東京ドームは1単元1000株であり、2014年1月17日の株価終値は670円。つまり、1000株購入するのに67万円必要になります。
仮に4000株保有するとすれば、270万円前後の資金が必要となるため、ある程度資金があり、真に巨人が好きな方であれば投資する魅力は大きいといえるのではないでしょうか。不動産価値や割引券がもらえればよいという方は1000株からはじめるのもよいでしょう。
昨年はセ・リーグで巨人が優勝したこともあり、株価は堅調でした。今年はどうなるでしょう?巨人戦が気になりますね。
株主優待の詳細は、株式会社東京ドームをご覧ください。