1月の株主優待権利確定銘柄
まいど、相場の福の神こと藤本です。1月権利確定の株主優待銘柄は、約26銘柄あります。その中から、相場の福の神オススメの株主優待銘柄をご紹介いたします。今回は、ガーデニング用品最大手のタカショー(<7590> 東証JQスタンダード) です。【7590】 タカショー (東証JQスタンダード)
和歌山県海南市に本社があるガーデニング用品のトップ企業です。中国に製造拠点を持ち、欧州など海外展開にも積極的です。設計施工を必要とする商品を販売しているプロユースと、自分で買って楽しみたいという方向けの商品を販売するホームユースの二つの事業がメインビジネスです。庭空間を構成・演出する「風・光・心・水・緑」の5つの要素を大切にして、庭空間をトータルプロデュースしています。■株式データ 12月16日終値基準
株価 543円
株数 100株
予想PER(連)10.4倍
PBR(連) 0.92倍
予想配当利回り 3.49%
時価総額 約67億円
■株主優待
権利確定日:1月末・7月末
優待がもらえる株数:100株以上
優待内容:
(1)割引販売 総合カタログ『PROEX』掲載商品を株主優待価格として、特別割引価格で提供。
(2)オリジナルカレンダープレゼント タカショーオリジナルのカレンダーをプレゼント。 (年2回)
(3)株主優待プレゼント 所有株式数に応じて、当社が厳選した商品の中から好きな
商品を選択。(但し、所有株式数200株以上の会員に限る)
(4)タカショーイベント招待 年に一度、タカショーのイベントに招待。
詳細は タカショーのHPでご確認ください。
■株価の推移
1月末の株主優待の権利落ち後の今年2013年2月14日安値398円から、5月23日高値620円まで急騰しました。その後反落し、6月26日安値481円をつけています。その後は、好業績の新興市場銘柄として買われました。好決算発表期待で11月下旬に急騰し、11月20日高値597円をつけました。売上高は増収基調ながら、営業利益は減益だったため、、反落して500円台の中盤で保ち合い相場が続いています。
■注目ポイント
・株主優待でガーデニング用品が貰えるのに加えて、総合カタログでの株主地区別割引価格で購入可能なことから、ガーデニング好きの個人投資家には、魅力的な株主優待です。
・株価指標面から見ても、予想配当利回りが約3.50%と高く、株価収益率(PER)や株価純資産倍率(PBR)でも割安な水準です。時価総額が小さく、機関投資家の買いが見込めず、流動性も低いため、割安に放置されているようです。
・来年4月の消費税増税を控えて、駆け込みでの新規住宅着工件数の着実な増加が、ガーデニング市場全体の追い風となりそうです。
・和食が世界無形文化遺産に登録されたように、『和』の空間が、日本以外に海外でも大人気です。同社の人工竹垣エバーバンブー は手軽に『和』の空間を作りだすことが可能です。同社もロンドンなど海外での売り上げ増に注力しています。
・団塊の世代が現役をリタイアすることにより、自由になる時間が増えるため、ガーデニングなどに費やす時間が増えそうなのも、大きな追い風となりそうです。また、節電のための緑のカーテンなどのベランダでのガーデニングが都市部で流行しているのも、同社にとってプラスとなりそうです。
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