ロードバイクの行動範囲
『○○さんのお住まいって、どの辺りでしたっけ?』職場や学校でよく挙がる話題の一つです。
大抵は、電車やクルマ等の交通機関で所要する時間だったり、距離だったり。
そんな時、自転車を趣味にするサイクリストだと少し様子が異なります。
『○○kmくらいですね、だったら時間もこのくらい。』
明らかに全く違う尺度で話します。
サイクリストにとって、数十キロの距離は走行して行ける日常的な距離だったりします。
勿論、経験の浅い初心者の方は最初からそうは行きませんが、乗り慣れた方だと30kmくらいの距離を小一時間程度の尺度で話します。
なので、
『あー、近い近い。』
と少し変わってるヒトかな?なんて思われたりする事も。
ロングライドって、どこ(距離)からそう呼ぶ?
サイクリスト同士、自転車趣味の知人に新しい仲間(入門者)が出来ると、大体誘う(誘われる)事が在ります。『今度一緒に、ツーリングに行こう!』
同じ趣味仲間はお互い嬉しいもので、楽しみに出かけて行きますが、経験の浅い方は大抵、洗礼を受けるハメになりがちです。
当然ながら皆悪気が有る訳ではありませんが、ついつい楽しいとどんどん自分達の走行ペース(速度)で走ってしまったりします。
また、コースも不慣れな方には怖い思いをする事になったり、仲間に遅れない様に必死に追いかける事になったり。
同行者も、途中途中で待ってくれたりするのですが、残念ながら最も休憩が必要な方ほど、休憩時間が短くなるという残念な状況にもなります。
遅れまじと追いかける方も、気を遣わせまいと頑張ってしまいます。
例えば30kmの距離でも、走りなれた方と経験の浅い方では雲泥の差が在ります。
展望
乗り慣れた方には僅かな距離でも、経験の浅い方には十分ロングライドに値したりします。
つまり距離云々では無く、それぞれの経験値によってロングライドの捉え方も異なりますので注意して下さい。