ロードバイク

ロードバイクを乗りこなす

自転車なのに、なにがこうも勝手が違うのか、ロードバイクに乗る、走る事を少し考えてみます。

執筆者:大串 武士

スポーツバイクで走る


自転車に限らず、乗り物は人間の移動を助ける楽で便利な物という印象が強く、 機材として使われる競技では『スポーツ?』と疑問を持たれる事が少なくありません。

Road BikeRace


自動車やモーターサイクルに比べ、原動機を持たずに人の力を原動力に走行する自転車でも、サドルに跨がって(座って)走行する乗り物で、自らの足で歩いたり、走る等の直接的な運動行為に比べれば体力を必要とせず、簡単なのではないかと思われる事がありますが、モータースポーツも含め、想像以上に過酷で高い身体能力を必要とされます。

一般的な自転車が、移動を便利にする道具であるのに対し、ロードバイクは競技のために造られ、目的は異なり、その性能を活かす為には他の機材運動と同様に、技術を要する物になります。


自転車は全身運動


大きな力を発揮する足の力ですが、それだけで走り続けるのは大変で、時折足を止めてサドルの上で休む事になります。
これが日常的に使われるお買い物自転車、シティサイクル等の一般的な乗り方でしょう。

自転車はペダルを足で踏み動かし、脚力が要の運動と思われていますが、ロードバイク等のスポーツバイクでは、たいして動作が無い様に思われる上半身の力も導引して走行しており、身体全体を使って走行力を得られるように、より大きく拡がる背中の筋肉群も働かせ、上半身と下半身で筋負担を分けて走行する駆動力を発揮しています。

近年は体幹と言われる言葉が広く知られるようになり、様々な場面でその重要性が唱えられていますが、ロードバイクも例外ではなく、全身の力を活かすには身体を支える軸意識や、上半身と下半身が連動出来るように繋げる役目を果たします。

体幹は深層筋(インナーマッスル)といわれる筋肉群で、通常は無意識で活動を続ける筋肉群で、これを意識的に活躍させる事は少し難しくなりますが、実践出来れば内側/外側の筋肉群も活かした全身運動を行う事になります。

自転車は他の競技に比べ、身体にかかる負荷(運動強度)を自分で調節することが可能で、身体の使い方を探究しやすい運動の一つと言えます。

自身の身体は、自分が支配して当然のつもりですが、いざ優れた運動動作を行おうとすると難しいことは少なくありません。
器用不器用、上手い下手を得手不得手があると結論されたりしますすが、それは身体に対する関心が浅く、ご自分の身体を知らずに居るだけかも知れません。

例えれば、とても便利で機能的な携帯端末を手にしながら、説明書も読まずその優れた機能を知らずに過ごして居る様なもので、運動能力や力に自信の無い方でも、実は高い能力を発揮出来る可能性が在ります

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