入札の仕方と戸惑う自動入札と入札単位の謎を解く(2ページ目)

オークションには入札単位がある

「入札単位」は耳慣れない言葉かもしれませんが、簡単にいえば「100円単位で入札してください」というように、ある程度の幅で入札するシステムです。ヤフオク!の場合は、表のような入札単位になっています。
これが使われるのが、入札したけれど、さらに高値で入札をしていたユーザーがいた場合です。

上の画像を見てみましょう。現在、1200円で1件の入札があります。ここに入札をしようとすると、「1,300円以上の金額で入札できます」となってしまうのです。あれ？1,201円じゃないの？と思うかもしれませんが、ここで「入札単位」が効いているわけです。

入札単位の表を見ると、1,000円～5,000円の場合、入札単位は確かに100円です。なので、次に入札するときには1300円以上になってくるのです。

初心者の方が入札をして、いきなり金額が100円もアップしてしまうと驚くかもしれませんが、「そういえば入札単位ってあったな」と思い出せば不安もなくなると思います。

最初から出せる金額で入札する

オークションに入札するとき、高値を更新されたらまた入札をして、また高値を更新されたら……というようにこまめに入札する方法と、最初から自分が出せる金額で入札しておく方法があります。後者の場合は一度入札すれば、あとは落札できるかどうか待つだけなので何度も入札する手間が省けます。

現在価格が1,200円の商品があって、自分が1,700円まで出してもいいと思ったら、最初から1,700円で入札します。

もし高値を更新されたら落札できませんが、落札できたとき、価格は1,700円になってしまうの？と不安になるかもしれませんが、ここは安心してください。価格が1,200円のままだったら、いくら1,700円で入札したとしても落札価格は1,200円でOKです。

私が入札するときは、最初から出せる金額で入札して、高値更新をされたらそれまでと思って諦めます。そもそも、金額の上限を決めているのだから仕方ないこと。最初から上限額で入札することで、あまり熱くならずに済むのもメリットのひとつでしょうか。