新イベントで盛り上がる ~一家で楽しめるフェスを~
今年のフェアが従来と大きく変わったポイントは、1・2・3階のフロアごとに特色のあるイベントを行うことによって、広い年齢層の人達が楽しめるイベントとなった点だ。開会式で挨拶に立った主催者のOBFS協組/松井誠司理事長は「おばあさん、お母さん、そして子供、さらに10代から20代の若い人まで一家で楽しめるフェアを目指した」点を強調した。結果はその言葉とおり、幅広い年齢層への広がりを見せた。イベントに活気が生まれたニットダンスショー
今回も講座は盛況
同時にニットのワークショップにも若い人達が参加。かわいい小物づくりのコー ナーが終日にぎわいを見せた。
さらにステージでは、大きなかぎ針を使ったコミカルなショーや、かぎ針あみのマスコットを作るワークショップなど、子供達に『ものづくり』の楽しさや喜びを感じてもらおうという楽しいイベントも行われた。。マスコットの『マナちゃん』登場には、子供達から大きな歓声も。
リメイクコンテストの入賞作品
2階の中央部では、ネットなどで活躍する若い作家やデザイナー63人が参加した「クリエーターズマーケット」および「レッスンブース」(従来の楽しい手芸の講習会62ブース)において作家と教室、講習のエリアを構成。こちらも新しいパワーがフェアに新風を吹き込んだ。
ほかにも、「なにわ手づくりBAZAAR」に関西ファッション連合のアパレルメーカーが出展。マーケットブース10社、ワゴンセール30社と合わせて、来場者が買い物を楽しむエリアとなった。4回目を迎える「デコリメイクチャレンジ展」も一質量ともにスケールアップ。今回は関西の服飾関係大学、専門学校11校がエントリー。96点(リメイク54点/デコリメイク42点)の応募作品の中から選ばれた入賞作品を発表するとともに、知事賞以下の表彰式も行われた。
情報提供:「洋装産業新聞」