子供にとっての「食」の重要性を学べる作品
■作品名ひよっこ料理人
■作者名
魚戸おさむ
■連載雑誌
ビックコミックオリジナル
■ストーリーと概要
1人でも多くの子供たちに料理を作る楽しさを教えたい。
そんな思いで「子供料理教室」を主宰する今田妃代子と、周囲の人々を描いた作品です。
作者は、「玄米せんせいの弁当箱」など、料理や自然食、食育といったテーマで人気の魚戸おさむ。
ストーリーは、妃代子とその一番弟子・大井旬とその父・公太、妃代子の祖母、父、そして友人の赤石玲奈などの人物を巻き込んで進んでいきます。
徐々に軌道に乗り始める妃代子の子供料理教室。そして、ひょんなことから料理が苦手なシニア・シルバーエイジの男のための料理教室もはじまります。
そんな妃代子に対し、公太が「以前、結婚式の直前に式場から逃げたことを自分勝手だ」と責めたことから、ストーリーは急展開を見せはじまるのです。
■おすすめの理由
随所に、食の問題点が提議され、子供にとって、手作りの料理や食べることがいかに大切なことかを実感できる漫画です。
そして、家事や料理を覚えることが子供の将来にどうかかわってくるのかも教えてくれます。
また、妃代子の周りの登場人物たちも、この漫画の魅力です。
基本的には、みな心根は善人ですが、それぞれに悩みを抱えていて、個性的で面白みに溢れ、飽きさせません。
そして、今後しばらくは、妃代子と公太の恋愛騒動になりそうですが……。