マンガ・コミック/口コミでおすすめの2000年代の少女・女性マンガ

元気をもらえるバレエマンガ 『ドゥ ダ ダンシン』

「Do Da Dancin'!」は2001~2005年に「ヤングユー」で連載されたバレエを題材にした作品で、主人公が一度は諦めかけたプリマへの道をふたたび目指し、世界へ羽ばたいていく様子を描いています。成長していく主人公に元気をもらえます。今は続編のヴェネチア国際編を「オフィスユー」で連載中です。

投稿記事

諦めかけたプリマへの道をふたたび目指し、世界へ羽ばたく

■作品名
Do Da Dancin'!(ドゥ ダ ダンシン)

■作者名
槇村さとる

■巻数

全9巻

■おすすめの理由
「Do Da Dancin'!」は2001~2005年に集英社「ヤングユー」で連載された槇村さとるのマンガです。バレエを題材にした作品で、主人公が一度はあきらめかけたプリマへの道をふたたび目指し、世界へ羽ばたいていく様子を描いています。

■あらすじ
主人公の鯛子は魚屋さんの娘。バレエ教室の先生をしています。小さなころからバレエダンサーに憧れ、教室に通っていましたが、母親の事故死以来、その情熱をどこかにおいてきてしまいました。そんなある日、鯛子は「ジゼル」の公演を控えた有名なバレエダンサー三上と出会います。彼の踊りに魅せられた彼女は、再びプリマを目指して前進していくのです。


バレエマンガというとお嬢様が出てきて試練に耐え……というような設定を思い浮かべますが、この作品は一味違います。魚屋さんの娘・その名も鯛子は母親を亡くしながらも、きっぷのいい父や鯛子に甘い兄、商店街の人々など温かい人たちに囲まれて暮らす、普通の女の子。芯が強く、自分の意思をはっきり持っています。

そんな鯛子が再び夢に向かって努力する姿はとても魅力的です。ダンスが好きということが全身から伝わってくるようなシーンがたくさんあります。ライバルや恋人など人間関係にも恵まれながら成長していく鯛子に元気をもらえるマンガです。

ちなみに今は続編の「ドゥ・ダ・ダンシン! ヴェネチア国際編」を「オフィスユー」で連載中です。


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