マンガ・コミック/口コミでおすすめの90年代の少女・女性マンガ

レストランが舞台の少女マンガ『ハッスルで行こう』

調理師をめざし専門学校に通う傍ら、イタリアンレストランでアルバイトをして主人公。恋愛ものでありながら調理師の世界も垣間見ることができます。女の子が憧れるシチュエーションが満載で、まさに少女マンガの王道。純粋に少女マンガが読みたいと思った時、ピュアなストーリーのこの作品を手に取ってみてください。

投稿記事

女の子が憧れるシチュエーションが満載のピュアな作品

■作品名
ハッスルで行こう

■作者名

なかじ有紀

■おすすめの理由
「ハッスルで行こう」は1994年から「LaLa」で連載されたなかじ有紀による少女マンガです。

主人公は久保海里という男の子。調理師をめざし、専門学校に通う傍ら、同級生の藤倉玲奈の父親が経営するイタリアンレストラン「ピッコロ」でアルバイトをしています。そこで出会った茅野彩に海里は思いを寄せる一方で、玲奈は海里に片思い。恋愛ものでありながら調理師たちの世界も垣間見ることができる作品です。

なかじ有紀さんのマンガはとにかく女の子が憧れるシチュエーションが満載!
ちょっとくすぐったくなるようなセリフや、非の打ち所のないどこまでもさわやかな登場人物などまさに少女マンガの王道です。「ハッスルで行こう」というタイトルはいかがなものか、セリフにハートが多すぎ……等々なんだかんだ言いながらも、読み始めると面白くてはまってしまうのもなかじ有紀作品の特徴だと思います。

なかじさんが関西出身ということもあり、この作品の舞台は神戸です。レストランの社員旅行で京都に行く回があるのですが、その話を読むととても京都に行きたくなりました。保津川下りや永観堂の三鈷の松など、大人になって訪れた時にもこの作品を思い出しました。

純粋に少女マンガが読みたいと思った時、ピュアなストーリーのこの作品を手に取ってみてください。


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