バレー部男子2人と女子マネージャーの爽やかな青春物語
■作品名前編:時のない時計、続編:夏の音符
■作者名
永田正実
■巻数
各1巻
■おすすめの理由
女子校育ちで、スポーツ部のマネージャーなんかやったことない私が、疑似共学体験できた漫画がこの「時のない時計」と「夏の音符」です。
中学時代から仲良しの同じバレー部男子2人と女子マネージャーの3人組。
いつでもどこでも一緒だった3人だったのに、片方の男子に彼女ができてから、その関係が少しずつ崩れて行く……という内容で、これが前編「時のない時計」。
この続編である「夏の音符」で、残った男女二人の恋が描かれています。
バレーボールというスポーツが舞台になっているせいか、全編にわたりにじみ出る爽やかさ、そして青春。なかなか素直になれない二人が、周囲のちょっとした行動により、見えていなかったお互いの良い部分を発見できたり、素直になれたり。恒例の「若いっていいな」です、ハイ。
ちなみに作者の永田正実さんは、作品を描いている時のBGMをコミック版で紹介していて、それが当時私もハマっていた渋谷系の音楽だったりしてとても嬉しくなり、ファンレターを書いたのでした。
そしたら何とご本人から返事が!
作品と同じく優しくて爽やかな内容に感動しました。これからも応援しています。