常識を逸脱した奇怪な行動に出てしまうお父さん
■作品名お父さんは心配性
■作者名
岡田あーみん
■巻数
単行本:全6巻、文庫:全4巻
■おすすめの理由
小学生の私は毎月「月刊 りぼん」を愛読していました。中でもお気に入りだったのが、純ラブストーリーなどではなく岡田あーみんさんの「お父さんは心配性」です。
愛する娘の彼氏に対して嫉妬をしまくるお父さん。呪いの人形を打ち付けたり、口から血を吐いたりと少女漫画らしからぬちょっぴりグロテスクな描写がコミカルでした。
いわば恋愛もののきゅんきゅん漫画の箸休め的な感じで、なくてはならない存在だったのです。
■あらすじ
主人公は佐々木光太郎。妻に先立たれ高校生の娘が非行に走らないかと心配するあまり、
常識をかなり逸脱した奇怪な行動に出てしまうといったパターンのものが多く、娘の典子と彼氏の北野くんは大迷惑します。
ただ、真面目で一生懸命なところもありどこか憎めない存在でもあります。昼でも夜でもタモリばりの真っ黒なサングラスを掛けている点も、どこかミステリアスで笑いを誘います。
我が家にも娘がいますが、主人がこの漫画を呼んだら共感できることが多いのだろうなと感じます。まだ読んだことのない方は、是非読んでみて下さい。