Perl/Perlで問い合わせフォームを作る

Perlで問い合わせフォームを作ってみよう(1) 設計(4ページ目)

Perlで、Webサイトで動く問い合わせフォームを作ってみましょう。設計からプログラミング、テストまで行い、本当に使えるプログラムを作ります。

井上 みやび子

井上 みやび子

Perl ガイド

Perl を基本開発言語に据え、中小規模サイト向けのWeb 開発を行う。Perl入門者でも安心して取り組める、丁寧な解説が人気。

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フォーム設計のポイント3 記録の形式は?

ここまでで、フォームで受け取りたい内容は分かりました。次は、それぞれを具体的にどのような形式で記録していくかを決めます。電話で問い合わせを受けたような場合は分からない点は聞き直したりしながらメモしていけばいいのですが、プログラムで受ける場合は、受け取る事ができる値を予め決めておかなければなりません。

なお、「あったらいいな」「後で使うかも」と考え始めると収拾がつかなくなりがちですので、「絶対必要で、今すぐ使う」というものに絞って検討するのがお勧めです。

今回の場合は以下のように考えました。

お名前
絶対必要。電話する場合もあるので、ふりがなも欲しい。姓と名は分けなくてもよい。

会社名
必要。個人の方もいるので、未記入にもできるとよい。これもふりがなが欲しい。

メールアドレス
絶対必要。お問い合わせの回答だけでなく、受付確認のメールも送る。

電話番号
絶対必要。市外局番も必要。
営業マンが携帯電話に転送されたメールから電話で回答する場合は、ワンクリックで発信できるようにメールへの電話番号の記載は半角がよい。

商品の希望、数量、希望納期、その他の希望
型番まで指定してくれると楽だが、そこまで商品や希望を絞り込めていないお問い合わせも多いので、色々な形式で受けられるようにしたい。


これで、記録したい情報の形式が決まりました。もし言葉では表すのが難しいものがある場合は、具体例をいくつか挙げると必要な形式が分かりやすくなります。

次は最後のポイントですが、これらの形式での保存を、フォームプログラムでどう実現するかを考えます。

>次は: フォーム設計のポイント4 入力の形式を決定
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