一人旅/一人旅のコツ

自分を誰も知らない場所で、0になりに行く

わたしの旅のきっかけは、「日常」からひと時離れ、まだ見ぬ風景や人を求めて行くのですが、一人旅は、自分を知らないところにゆき、0になりたいからという欲求が加わります。一泊か日帰りの旅しかできませんが、それでも十分癒されます。

投稿記事

自分を知らない人間ばかりのところへ

 

 

わたしの旅のきっかけはいつも、「日常」からひと時離れ、新しい出会い、
まだ見ぬ風景や人を求めて行くのですが、一人旅の場合はそこからさらに、
ひとりになりたいから。自分を知らない人間ばかりのところにゆき、
0になりたいからという欲求が加わります。

その周期は大体一年に一回。かつて仕事でせっぱつまっていたり、
休日でも電話に追いかけられていた時は、3か月に一回は、
携帯電話もパソコンも置いて逃げるように旅に出たくなったものです。

時間と仕事の都合で、実際には数度、しかもせいぜい一泊か日帰りの旅しかできませんでしたが、それでも十分癒されました。

 

 

 

 

一人ということがメリット

まず、上であげたきっかけとなる欲求が満たされます。

できるだけ「日常」から離れるために、片道2~3時間はかけて行く山陰の海や瀬戸内の島が多いのですが、初めての土地ですから、自分を知るものは誰もいません。

見積書やグラフを持って意見を求めてくる後輩も、売り上げ結果と雑事を押し付けてくる上司もいません。緊急連絡用にのみもって行く携帯電話は、マナーモードにして鞄の奥底に。パソコンなど最初からもって行きません。

下着と文庫本数冊だけ詰めた鞄も宿に置き、海辺をぼ~んや気の向くまま散歩して、温泉に昼間っからたっぷりつかって。なにせ一人ですから、誰かに相談する必要もありませんし、どこにも行かず、窓辺に座ってぼんやりしてもいいんです。

金銭面でのデメリット

最近はそうでもなくなりましたが、温泉や観光地など場所によっては、女性のおひとりさまお断り、というより予約の段階で断られることがあります。そして、一人旅はやはりホテルや食事の面で二人以上の旅よりも、金額で損をすることが多い。

食事に関しては、割高になるのはある程度覚悟するとして、ホテルや旅館は対策がたてられます。

わたしのおすすめは、平日の出張プランです。温泉地や観光地の旅館でも、朝食付きの割安プランがあるところは多く、なにせ平日ですから、シングルで予約してもダブルや広い部屋にグレードアップしてくれる場合が多いですよ。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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