ipodで音声を聞きながら…など楽しく学べる工夫も |
でもちょっと待って。通信教育は洋服を買うのと違って、その場ですぐに満足できるものではありません。時間をかけて自分の目的にかなってこそ、満足できるというもの。申し込んでから後悔しないためにも、あらかじめ講座選びの方法を知っておくと安心です。
そこで、通信教育を選ぶときに知っておきたい、7つの方法をご紹介します。
1.目的から講座を選ぼう
通信教育を受けて、叶えたいのはどんなことですか?資格取得?スキルの取得?それとも趣味をみつけたい?その目的に応じて講座を選ぶのが大事です。なぜなら、通信教育にはそれぞれ目的に応じて期間や教材の内容、費用が設定されているから。まずは目的をはっきりさせて。学び始めてから「こんなはずじゃなかった」という事態は避けたいですね。
2.情報収集
通信講座は、インターネットや雑誌、フリーペーパーなどで探すことができます。例えば「ケイコとマナブ.net」「BrushUP」などの講座の集合サイトや、「通信講座大事典」(リクルート刊)といった専門誌なら、まとめて資料を請求したり、比較検討もできるので、おすすめです。1つの講座をすぐに申し込むのではなく、いくつかのスクールの講座を比べて、さらに受講生の声などがあれば参考にしましょう。
3.受講期間と予算
通信教育の受講期間には3ヵ月くらいから1年、長いものではそれ以上という場合も。その期間にどの程度の勉強時間が持てるかどうか、自分のペースを考えてみて。また受講料など予算も大まかに決めておきましょう。割引制度や補助が受けられる場合もあるから、条件をチェックしてみてましょう。4.お試しや体験の有無
教材が届いてみたら「想像していたものと違った」といったことがないように、お試し期間があれば利用してみると失敗せず済みます。ほかにも説明会を実施していれば、参加してみて。実際の教材をみたり、講座を運営している人の顔が見えると安心です。お試しの期間などの条件や説明会の詳しい日程は必ず問い合わせましょう。5.種類
一口に通信教育といっても、テキストだけの場合と、CDやDVD、ipod、インターネットなど音声や映像教材がある場合も。また、バーチャル教室形式でインターネットで受講するスタイルのものもあります。いろいろと教材一式に含まれていても、パソコンが対応していなかったり環境が合わない場合も。自分の生活に合っているのか考えてみましょう。
6.学習サポート体制
添削課題や質問体制など学習サポートがあるのも通信教育のメリット。直接講師に聞きにくい質問も、電話やメール、郵送などで気軽に聞けます。また会報やメールマガジン、受講生専用のサイトなど、楽しく修了まで学び続けるための工夫も。こうした制度が充実していれば「続けられるかしら?」という不安も軽くなりますね。また、受講期間中に予想外のアクシデントがある場合も。そんな万が一に備えて無料延長制度があるかどうか、ある場合はどの程度の期間かも確認しておきましょう。
7.講座修了後のサポート
修了証があれば、学んだ証明になるから何かのときに役立ちます。ただし、発行される場合は手数料が必要な場合も。また、受講目的が資格取得であれば合格保証制度があるかどうか、就職なら就職サポートがあるかどうかを確認してみて。そのほかにも卒業生同士の活動やコミュニティなどがあれば、先輩の活躍が励みになります。申し込みにあたって、不安なことがあったら必ずスクールに問い合わせること。スクール側の姿勢をきちんと知っておきましょう。実際の問い合わせでスタッフの対応もわかります。受講をはじめるまえに不安も解消してからスタートするのが、快適に学び長く続けられるコツです。