仕事に必要なツール類をまとめて収納出来るケース

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キングジム「タブリオ M」3,570円(税込) 色は、写真のグレーの他、黒と赤がある。

このガイド記事でも度々書いていますが、ノートや筆記具、タブレットなどの仕事で使うツール類を,必要最小限のスペースで収納、持ち歩く事が出来るオールインワン的なケースは、使うと相当便利なものです。何となく、思ったほど人気が無いような気もするのですが、この所、ノートケースなども普及し始めているので、これからの製品なのかも知れません。
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タブリオ背面。写真は画面サイズ10インチまでのタブレットに対応するMサイズだが、他に8インチまでに対応するSサイズ(3045円)がある。

キングジムの「タブリオ」は、同時に発売された、スマホを充電できるノートカバー「バテリオ」に比べると、地味だと思われているのかメディアであまり取り上げられていないようですが、ガイド納富は、「バテリオ」よりも確実に実用的で、しかもありそうで無かった特長を持った良い製品だと思うのです。
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iPadがピッタリ入る。しかも、ポケットはストレッチ素材なので、多少のサイズの違いは吸収してくれるので、大体のタブレットがピッタリ収納可能。

例えば、タブレットを持ち歩くためのスリーブケースは、結構色々あります。タブレットとノートと筆記具を持ち歩くなら、ガイド納富がcyproductさんと一緒に作った「iPad & ノートケース」があります。そういった、完全にミニマムに必要なものだけを入れるケースは、それはそれで便利ですし、手前味噌ながら「iPad & ノートケース」は、他の同工製品のどれよりも、使いやすくてカッコよいと思っていますが、「タブリオ」は、そういう削ぎ落とされたソリッドな製品とはちょっと違っています。

ミニマムとフレキシブルの間に使いやすさがある

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使用例。結構詰め込んでいるのだけど、スッキリ見える。ストレッチ素材のポケットは適当に突っ込んでも構わない気楽さが嬉しいのだ。

言ってしまえば「タブリオ」の一番の魅力は、「適当に使える」のに、全体には「ソリッドにまとまる」という事だと思うのです。つまり、収納能力的にはフレキシブルというか、緩く作られているのですが、デザイン的にはとても削ぎ落とされたモノになっているのです。こういう製品は、革製品では作りにくいですし、かといって、安価な汎用品では無駄が多くなりがちなのです。その辺りのバランスの良さが、キングジムらしいと思っています。

その要因は、タブレットのサイズに合わせて、しっかりとデザインされたサイズ感と、ポケットにストレッチ素材を使った事。現在販売されているタブレットは、似たようなサイズのモノを比べた場合、画面の大きさが大きくなると薄く、小さいと厚くなる傾向があります。つまり、ある程度伸び縮みするストレッチ素材でポケットを作れば、多くのタブレットを、何となくジャストサイズで収納する事が出来るのです。
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ノートの脇にペンケース入りのペンを差し込んでおけるのも、フレキシブルな設計のおかげ。タグがペン挿しになっているのも製品自体の気軽さを表しているように思える。

そして、片側はタブレットのみ、もう片方がノートと小物が入るポケットと、ポケット三つだけのシンプルな構造です。シンプルだけど、入れようと思えば色々入って、でも、入れてしまうとミニマムに収まっているように見える、というのは、中々のアイディアだと思うのです。例えば、ガイド納富が使っているツールの中で、最も仕事に欠かせない「Livescribe wifiスマートペン」と専用ノートは、ペンも大きいし、中々まとめて持ち歩くのが難しいのですが、この「タブリオ」の場合、ノート用のポケットにノートとペン(しかもペンシースに入れた状態で)をまとめて収納出来て、見た目もスッキリするのです。さらに、ペンの充電用のケーブルとiPod nanoとイヤフォン、ポケットwifiは小物ポケットに収納。裏側にiPadを入れれば、もう、取材から打ち合せ、カフェでの原稿書きまで対応出来ます。
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これだけを収納して、個別の出し入れもスムーズ。

それを、そのまま持ち出しても良いし、ハンドル部分を畳めば、バッグインバッグというか、カバンの中のポケット付き仕切り的にも使えます。仕事で使う道具が、全てまとまっている快適さは、出掛ける準備時間の節約にもなるし、出先ですぐに仕事を始められるし、会議室などでの場所移動にも便利です。「タブリオ」自体も軽く、大袈裟でない感じも、ちょっと持ち出すのに丁度良いデザイン。7インチ用だけでなく、iPadが入る10インチ用があるのが嬉しい所ですね。7インチやiPad miniとノートの組み合わせのケースは多いですが、iPad用だと大仰になりがちで、こんな風に、軽く持ち歩けるタイプは意外に無いのです。

ガイド納富の「こだわりチェック」

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文具王考案のノート「スーパーアクセスノート@bungu-o」もスッキリと収まる。

もちろん、タブレットを入れなければならない訳では無く、例えば、文具王こと高畑正幸氏考案による、A4サイズの紙を二つ折りにして挟んでもはみ出さない、A5+サイズの「スーパーアクセスノート」のような、やや大きくて厚手のノートをタブレット代わりに入れて、反対側には薄手のノートやメモ帳を入れる、という使い方もありますし、iPad miniを中心に、小物類を色々入れて持ち歩くのにも使えます。価格が手頃で、デザイン的に変な弄り方をしていないので、TPOを選ばないのです。冒頭にも書きましたが、そのあたりの機動力と言うか使い勝手の良さは、これまでの同工の製品には無かったものです。
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片側もニーモシネのリングノートや筆記具などを入れて、日常使いの文房具ケースとして運用するのも良い。

元々は、会社内で移動する時に、必要なものをファイルボックスなどに入れて持ち歩いている社員を見て、もう少しスマートに持ち歩けるものを、と考えて作られた製品だと言います。だから、出し入れが楽で、気軽に使える事が第一で作られています。そのコンセプトに忠実な設計のおかげで、何とも程が良い製品になっているのだと思います。

<関連リンク>
キングジム「タブリオ」の製品ページはこちら。
Amazonだと大きい方が2920円、小さい方は2510円くらいで買えるようです。
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