NISA口座での株式投資はじっくり中長期で

日本証券業協会の「剛力彩芽のNISAラクラクWEB」

日本証券業協会の「剛力彩芽のNISAラクラクWEB」

少額投資非課税制度(NISA)では、1年間で投資元本100万円分まで利用可能ですが、もし売却してもその枠の再利用は認められていません。例えば、株式をNISA口座で1月に100万円分購入して2月に120万円で売却した場合、その年はもうNISA口座で株式を購入することはできません。

よって、NISA口座での株式投資は、短期的な回転売買でなく、中長期のじっくり投資が向くということになります。

NISAでは売却益(譲渡所得)だけでなく、配当所得についても非課税なので、配当利回りの高い銘柄がより有効な投資になります。また、中・長期投資になりますので、株価指標面で割安感のある銘柄、具体的にはPER(株価収益率)が平均以下、PBR(株価純資産倍率)が1倍割れの銘柄がオススメです。個人投資家に人気の高い株主優待銘柄もよいでしょう。

予算100万円内で銘柄分散させてリスクを抑える

株式の個別銘柄を買う場合、様々なリスクがあります。残念ながらローリスク・ハイリターンの商品はありません。リターン(収益)を得るためには、なんらかのリスクをとる必要があります。上手くリスクをコントロールすることで、リターン(収益)を安定化させることが可能になります。

それぞれの銘柄には、株価が上下する個別のリスクがあります。これをコントロールするためには、1銘柄への集中投資ではなく、複数の銘柄への分散投資が必要です。

1年間の最大投資金額が100万円に限定されるNISA口座なら、10銘柄以上の銘柄に分散投資するには、1銘柄ごとの投資金額を10万円以下に抑える必要があります。

8つの優待銘柄に投資してお米16kgをもらう

株主優待検索画面(SBI証券)

株主優待検索画面(SBI証券)

以前、ご紹介した「おトクで割安な株主優待銘柄の見つけ方」を参考に、予算10万円以下で買える優待銘柄を探してみましょう。

予算10万円未満、PER平均以下、PBR1倍割れ、配当利回り平均以上の条件で検索してみると、87銘柄が存在しています(2013年7月17日時点)。

さらに、優待品をお米(おこめ券)に限定すると、以下の8銘柄に絞り込まれます。

フコクの株主優待でもらえるお米

フコクの株主優待でもらえるお米

■高千穂交易(東証1部/2676)
  • 最低投資金額 約9万円
  • 単元株数 100株
  • 予想配当利回り 2.66%
  • 優待品 おこめ券(3kg分)
■フコク(東証1部/5185) 
  • 最低投資金額 約8万円
  • 単元株数 100株
  • 予想配当利回り 2.40%
  • 優待品 新潟県長岡産(棚田米)コシヒカリ2kg
■ハークスレイ(東証1部/7561)
  • 最低投資金額 約8万円
  • 単元株数 100株
  • 予想配当利回り 3.50% 
  • 優待品 おこめ券(3kg分)
■オーハシテクニカ(東証1部/7628)
  • 最低投資金額 約9万円
  • 単元株数 100株
  • 予想配当利回り 2.31%
  • 優待品 おこめ券(1kg分)
■京阪神ビルディング(東証1部/8818)
  • 最低投資金額 約6万円
  • 単元株数 100株
  • 予想配当利回り 2.29%
  • 優待品 おこめ券(1kg分)
■中央倉庫(東証1部/9319)
  • 最低投資金額 約10万円
  • 単元株数 100株
  • 予想配当利回り 2.35%
  • 優待品 おこめ券(2kg分)
■キムラユニティー(東証1部/9368)
  • 最低投資金額 約10万円
  • 単元株数 100株
  • 予想配当利回り 2.24%
  • 優待品 おこめ券(2kg分)
■サトー商会(JASDAQ・S/9996)
  • 最低投資金額 約9万円
  • 単元株数 100株
  • 予想配当利回り 2.60%
  • 優待品 おこめ券(2kg分)

NISA口座でこれらの銘柄に投資すれば、配当は非課税、しかも16kg分のお米が毎年もらえておトクですね。

*配当・株主優待は増減・廃止の可能性があります。
*本サイトで紹介する意見や予測は、筆者個人のものであり、所属する証券会社の意見や予測を表わすものではありません。また、紹介する個別銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。
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